某マンションの火災後の臭気対策

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工事種別

某マンションの火災後の臭気対策

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2017年6月12日
施工先
マンションの各部屋及び外壁
施工概要
火災後の脱臭、臭気測定、消臭剤噴霧
施工前状況
  • 某マンションにて火災が発生した。
  • 新築のマンションの建築工事中であり、完成間近の火事であった。
  • スス除去は完全に行われたが、部屋や場所によっては、若干ニオイが気になる部分もあった。
  • また、お客様にご購入いただく際に、臭気についてご安心いただきたいという部分もあった。
  • 臭気対策専門業者による、測定脱臭等を検討されて、弊社にお問い合わせをいただいた。
施策内容
  • まずは火災後の臭気対策の経験豊富な臭気判定士が、現調と打ち合わせを行った。
  • その結果、全部屋の臭気測定を行い、NGの部分を脱臭作業していくスケジュールとなった。
  • 臭気判定士2名にて、分譲予定のマンション全戸の臭気を確認していった。
  • 測定には、臭気判定士の嗅覚による官能評価と、臭気測定機を使用した。
  • 一部、臭気が気になる部屋は、ハイブリッド脱臭工法による火災臭の脱臭作業を実施した。
  • また、外壁付近の臭気も気になった事から、消臭剤噴霧作業を実施した。
  • 一連の脱臭作業終了後、対象箇所の臭気を再度、測定を実施した。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
施工後状況
  • 脱臭作業後の臭気としては、全部屋及び対象箇所全てが、問題のないレベルとなっている事を確認し、報告書に纏めてご提出した。
  • その後、マンションは無事に発売開始となり完売したが、火災臭が問題となったケースは1件も発生していない。
その他補足感想など
  • マンションやオフィスビル等、新築工事中の現場における火事や火災は、タバコの不始末等からしばしば発生してしまう。
  • 完成間近の場合は、解体する事も出来ず、時間的な制約もある為、内装等はもちろん全撤去ではあるが、躯体部分はそのまま使用しなくてはならないケースが多いと思う。
  • もちろん、躯体部分をそのまま使うといっても、附着したススや汚れは全て、除去した上で、焼き焦げ臭が附着していれば、徹底的な脱臭作業を行う。
  • 今回の現場では、火元だけではなく、全部屋と外回り等において、臭気測定を行う徹底ぶりであったが、しばしばこのようにしっかりと対応を希望されるケースもある。
  • 弊社としては、臭気対策専門業者として、臭気判定士による臭気測定を行う事で、第三者として客観的に問題ない臭気レベルである事を、ご報告書に纏めさせていただく。
  • 本現場では、脱臭作業を行った箇所もあるが、外壁についてはハイブリッド脱臭工法も使えなかったので、消臭剤を噴霧する事で火災臭の低減を行った。
  • 不幸にして、建築中に火災が発生してしまったケースでも、弊社は臭気測定や脱臭作業、ダイオキシンの測定、スス除去等、トータルでもパーツでも、お引き受けする事が出来るので、火災や火事のあとの脱臭については、弊社の「Zero Odor Service」チームまでお問い合わせいただければ幸いである。
全部屋の臭気測定を行い、NGの部分を脱臭作業
全部屋の臭気測定を行い、NGの部分を脱臭作業
本現場では<a href=消臭剤を噴霧する事で火災臭の低減を行った” width=”90%” />
本現場では消臭剤を噴霧する事で火災臭の低減を行った
ハイブリッド脱臭工法による火災臭の脱臭作業
ハイブリッド脱臭工法による火災臭の脱臭作業
臭気判定士の嗅覚による官能評価
臭気判定士の嗅覚による官能評価

今回は、某マンションの” target=”_blank”>火災後の臭気対策についてお伝えしました。
様々な「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

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