工事種別
大型倉庫の脱臭作業と汚れ洗浄
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2017年1月18日
施工先
倉庫に附着している油系臭気、溶剤系臭気
施工前状況
施策内容
1.附着している臭気の発生源である汚れを除去する。
2.オングストロンGという機能性特殊洗浄剤を用いて、動力噴霧器にて圧力をかけて、臭気の発生源である汚れを取り除いていった。
3.附着しているニオイ分子を除去する。
4.消臭剤(マイクロゲル)とオゾン発生装置(アクティボJ)を複数台使用し、オゾン燻蒸脱臭作業を実施していった。
5.ベークアウトを併用する。
6.業務用ヒーターを用いて温度管理を行い、業務用ファンを用いてオゾンガスの拡散や充満と、分解された副生物を排出した。
7.約10日にわたり、上記作業をサイクルにわけて実施していく事で、附着臭気と発生している臭気を低減していった。
2.オングストロンGという機能性特殊洗浄剤を用いて、動力噴霧器にて圧力をかけて、臭気の発生源である汚れを取り除いていった。
3.附着しているニオイ分子を除去する。
4.消臭剤(マイクロゲル)とオゾン発生装置(アクティボJ)を複数台使用し、オゾン燻蒸脱臭作業を実施していった。
5.ベークアウトを併用する。
6.業務用ヒーターを用いて温度管理を行い、業務用ファンを用いてオゾンガスの拡散や充満と、分解された副生物を排出した。
7.約10日にわたり、上記作業をサイクルにわけて実施していく事で、附着臭気と発生している臭気を低減していった。
装置などの名称・分類
- オゾン燻蒸脱臭作業
- 機能性特殊洗浄剤
- 臭気判定士の嗅覚による官能評価と臭気調査
装置の紹介(概要)
- オゾンガス発生装置「アクティボJ」
- 業務用洗浄薬剤「オングストロンG」
- 高圧噴霧器と換気用ファン、業務用ヒーター等
施工後状況
- 臭気判定士の嗅覚による官能評価にて、臭気強度2以下であり、問題ない臭気レベルであるという判定結果となった。
- 臭気測定器「kalmor-Σ」でも、ビフォアーで330~360のセンサー値であったものが、アフターでは260~270と低減しており、嗅覚の官能評価と合わせて問題ないレベルと判定された。
- 実際にお客様にも確認いただき、多少、塗装系溶剤臭はあるが、油系臭気が完全になくなった為、大変満足いただき、検収となった。
その他補足感想など
- お客様が、「何かニオイがするんだけど、よくわからない」という事からスタートした本現場。まずはお客様が気になっている臭気の質を的確に判定出来た事が信頼に繋がった。
- そんな中、完全に臭気を除去するには1か月くらいは必要であったが、ご指摘した2つの臭気のうち、油系臭気の方が問題であり、塗装系の溶剤臭はそこまで問題とされていない事が分かった。
- また、お客様のスケジュールの問題にて、脱臭(弊社)に与えられる時間(期間)にも限りがあった為、弊社としてはぎりぎりの10日間を頂戴し、油系臭気の脱臭を主としてスタートさせていただいた。
- オングストロンGを使って、徹底的に洗浄を行った効果もあり、油系臭気に関しては全く気にならないレベルまで脱臭する事が出来た。
- 塗装系の有機溶剤臭は、いわゆる「新建材臭」であり、脱臭作業後も多少残ったが、上述したようにそこまで倉庫の運営上、気になる臭気ではなかった為、想定の範囲内の仕上がりであった。
- お客様には、「揮発しきってしまえば臭気はなくなる」ことをお伝えし、ルーフファン等を用いての出来る限りの換気をおすすめした。
- 諸条件の制限があり、弊社としてももてる限りのオゾン発生装置をはじめ、脱臭作業に必要な装置やシステムを動員して、与えられた範囲内での最大限の作業を行った。
- おかげで、お客様に大変ご満足&ご納得いただいてお引渡しができた。
- 倉庫の附着臭気や、カビ臭、コンテナ、火事や火災後の焼き焦げ臭気等の脱臭作業であれば、弊社共生エアテクノにお任せ下さい。
今回は、大型倉庫内の臭気の質の確認と、脱臭作業についてお伝えしました。
においでお困りの場合は共生エアテクノまでお気軽にお問合せください。
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