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ゼロオドサービスから、脱臭作業について


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種別
付着臭の脱臭
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2023年9月16日
対応先等
使用されていた倉庫のテナント
状況等
  • 某所にて、使用されていた倉庫のテナントが退出されました。
  • 次に借りるテナントが、まったく違う業種を営んでおられまして、倉庫を利用する目的も大きく変わってくるとのことでした。
  • そのため、倉庫内をいろいろとリニューアルや改修工事をする必要があったのですが、その中の1つの問題に、「ニオイ」が挙げられていました。
  • 前のテナントの入居時に、独特の臭気が付着してしまっており、テナント退出後、しばらく経ってもほぼ、その臭気が残っていて取れないという状況とのことです。
  • それでも、換気などを実施していけば、いつかは臭気も気にならなくなるのでは・・ということでしたが、新しいテナント側でも、倉庫の利用をスタートしたいタイミングも迫ってきているようで、なんとか臭気を除去できないかと考えておられました。
  • そこで、インターネットにていろいろと検索されて、弊社共生エアテクノにもお問い合わせをいただきました。
対応内容
  • まずは、倉庫の脱臭作業や調査等に秀でた臭気判定士が、お話を伺ったうえで現調をさせていただきました。
  • 臭気の発生状況が、主に床面であり、壁や天井にはそこまで多くの臭気は染み込んでいないとアセスメント致しまして、作業スケジュールやお見積りなどをご提出しました。
  • それで脱臭の業務をお願いしたい、というご依頼を頂戴したため、弊社の脱臭作業道具や除去道具などの段取りを行い、作業工程を詰めました。
  • 脱臭作業は大きく2つにわかれました。
  • 前半は脱臭というよりは臭気の発生源を除去していく作業となりました。特殊な業務用の除去薬剤を用いまして、高圧洗浄機やポリッシャーなども併用しつつ、エリアごとに取り除き作業を進めてまいりました。
  • 後半は、まさに脱臭作業ということになりました。ニオイを発生させる部分を取り除いたため、あとは床のコンクリートや壁、天井に付着している臭気を燻蒸脱臭していく作業となります。
  • ここでも、常時、臭気判定士が嗅覚にてチェックを行い、臭気の強い個所は薬剤を用いたり、オゾンガスを強く当てたりしながら、数日かけて仕上げていきました。
  • 最後に、臭気判定士の嗅覚とニオイセンサーにてチェックを行い、作業を完了しました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 作業終了時には、ご依頼主様もお立合いいただきました。日程的な制限であったり、作業環境的な部分での制限がある中で、限界はあったものの、やれる範囲でしっかりと脱臭作業を実施させていただき、一定の効果を出してくれているという評価を頂戴しました。
その他補足感想など
  • 一般的に、火事や火災が発生してしまった建物であったり、特定の臭気が発生する環境下にさらされていた倉庫などでは、必ず、ニオイが発生します。
  • 臭気が薄かったり、軽いときは、一定時間を換気しますと、「あれ?ニオイがなくなったね」というようなことが起こります。
  • しかし、付着している臭気は、徐々に揮発してきます。また一定時間が経過しますと、その揮発してきた臭気が濃くなりまして、嗅覚閾値をこえてきて、「うん?またなんだか、ニオイが出てきたような・・」となっていくケースも往々にしてあります。
  • 弊社では、火事や火災後の脱臭作業であったり、倉庫の付着臭の脱臭作業についてのお問い合わせを頂戴しましたら、まずはお電話やお問い合わせメール等でやりとりをさせていただいたのち、現場をチェックさせていただくことがほとんどです。
  • そして、現場での臭気の発生状況や強さ、質、などを、経験を積んだ臭気判定士の嗅覚と目で確認しつつ、脱臭にかかるコストやスケジュールを算出していきます。
  • 脱臭作業のメインとなる脱臭装置は、弊社ではオゾンガスを発生する機械を用います。一般的に販売されているオゾンガスの発生量を出すものではなく、業務用の高濃度オゾンガスを発生させ、しっかりコントロールしながら脱臭をしてきます。
  • しかし、多くのケースでは、オゾン脱臭のみでは除去しきれません。火事や火災後であれば、ススを除去する必要がありますし、カビ臭であればカビ菌の除去、そして倉庫であれば付着臭の発生源を除去してあげなければ、また臭気は再発してしまう可能性が高いのです。
  • よって、その現場に応じた特殊な薬剤であったり、消臭剤であったりを用いて、高圧洗浄やサンダーなどを現場ごとにセレクトして、1週間や2週間かけて脱臭していくのです。
  • 臭気や脱臭作業に関することでしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
においセンサーによる測定
臭気の発生源を除去"
脱臭作業(オゾン脱臭)
脱臭作業(オゾン脱臭)
    

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倉庫の保管物から発生していた付着臭の脱臭工事

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記事の種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2020年2月27日
施工先
某所 業務用保管倉庫
施工概要
業務用保管倉庫の保管物と荷主退去後の倉庫内付着臭脱臭作業
施工前状況
  • 某所の倉庫にて、借主である荷主さんが保管していた荷物より、特徴のある臭気が常時発生していた。
  • 当然それらの臭気は、倉庫内の壁や床、天井といったところにも付着してしまった。
  • 荷主さんが退去後、残存臭気を換気すると、一時的に臭気は薄くなるが、しばらくたつとまた、臭気が充満してきてしまう為、脱臭作業を検討されていた。
  • HPより弊社を検索いただき、お問い合わせ頂戴した。
施策等の内容
  • 倉庫の脱臭作業の経験豊富な弊社の臭気判定士兼作業測定士が早速現調を行った。
  • 臭気の特徴や強度、残存状況や作業性を確認の上、お見積りをご提出、受注となった。
  • 作業スケジュールを確定させ、脱臭工事に必要な道具類一式を取りそろえ、脱臭作業をスタートした。
  • 大型倉庫であったが、弊社では倉庫からマンションの一室まで、脱臭作業や脱臭工事の経験が豊富にあり、問題なく対応していけた。
  • 予定していた工期にてきっちり脱臭目標値をクリアするところまで脱臭が完了した。
装置等の名称/分類
装置等の紹介
  • オゾン発生装置と添加剤、消臭剤等を用いた、ゼロ・オド・サービスによる脱臭作業
  • 臭気判定士による脱臭作業前後の臭気測定と、脱臭後の臭気確認
  • 大型のオゾン脱臭機による大空間の脱臭工事と工事管理
施工後状況
  • 工事終了時に臭気状況を確認、お施主様にも確認いただき、検収を頂戴した。
  • その後、新しい荷主候補が何社か内覧に来たが、臭気問題は指摘されていないようで、無事、新しい荷主さんが入居したと聞いている。
その他補足感想など
  • 大型の業務用倉庫では、特殊な保管物が置かれるケースも少なくない。
  • また、特殊ではなくても、何かしらのニオイを発生させる保管物であれば、それらが長期間にわたり蓄積されていく事で、倉庫内にはその臭気がしっかり付着していく。
  • 荷主さんが退去された後、問題となるのはその残存臭気である。
  • 次の荷主さんが同じような系統(ニオイ)の保管物であれば、臭気は気にしないかもしれないが、例えば工業用品のあとに飲食用品といったような違いがあると、当然、臭気が商品に付着するところまで懸念される。
  • 臭気のために新しいテナントさんが決まらない場合などは、広大なスペースが遊んでしまう為、その機会損失も大きなものになっていってしまう。
  • 弊社ではそのようなケースにおいて、たとえ脱臭作業に10日間や2週間といった工期を頂戴しても、早く脱臭を行い、早く新しい荷主さんにお貸出しできるように脱臭の部分でお手伝いをさせていただいている。
  • 倉庫はもちろん、室内空間に臭気が付着してしまい困っている場合は、一度、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
脱臭作業
脱臭作業
脱臭作業
脱臭後の臭気確認
 

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