火災」タグアーカイブ

火災後の脱臭作業と臭気アセスメント

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種別

臭気アセスメントと脱臭作業

担当(著者)
臭気判定士 第二種電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2021年2月17日
対応先
某マンション(火災現場)
概要
臭気のマッピングからの脱臭作業>
対応前の状況
  • 某マンションにて火災が発生してしまった。
  • 火元となってしまった住戸は完全にスケルトンにして煤除去作業と焼き焦げ臭の脱臭作業を行う事となった。
  • 同時に、隣接住戸へも火災臭がまわっており、住民から管理会社等に、臭気の確認や安全面の確認、そして必要に応じての脱臭作業や改修工事の依頼があった。
  • 管理会社では、クリーニング業者等に下見を依頼し、脱臭作業の見積や提案があったようだが、住民様がその内容に納得できず、いろいろとインターネット等でも探していく中で、臭気を専門とする弊社共生エアテクノを見つけていただいた。
  • 早速、弊社臭気判定士が現地へお伺いし、火元住戸の現地調査と、隣戸についてのアセスメントからのマッピングと脱臭等についてご説明させていただいた。
対応内容
  • まずは火事後のスス臭対策に熟練した臭気判定士による、臭気アセスメントを実施。
  • それによって、各部位の臭気をマッピングする事が出来るため、それに応じたそれぞれの対策を立案。
  • 場所によってはそのままで問題ない。場所によっては脱臭作業を念のために実施する。場所によっては内装を外し、スス除去と脱臭作業をしたあとに復旧する。また気になる部分についてはダイオキシン分析を実施する、といったような臭気アセスメント結果となった。
  • 住民様からは、大変納得できる・・と信頼いただくことができ、管理会社様からも「その通りにしっかり進めて貰いたい」と、火元となった住戸のすす除去及びスス臭気の脱臭作業とともに、近隣住戸のアセスメントと対策立案を順次、実施していった。
  • 臭気アセスメントは、経験値のある臭気判定士が2名にて実施。ダイオキシン測定は弊社の委託先第三者機関に依頼。スス除去作業と脱臭作業弊社と協力会社にて実施。そして最後の臭気測定は、弊社臭気判定士とお客様にて実施した。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況
  • 各住戸のお客様、及び管理会社様等も一緒になって、一連のすべての作業が実施終了後に、弊社臭気判定士とともに臭気測定を実施した。「スス臭や焼き焦げ臭等は一切なくなっている」と全員が確認でき、納得の検収を頂戴する事ができた。
その他補足感想など
  • 今回の現場をはじめ、弊社にご相談いただく火災や火事のあとの臭気対策のご相談では、意外と事前に、他の業者様、特にクリーニング業や清掃業を専門とされている会社さんにご相談をされたあとに、弊社にご相談いただくケースもしばしばある。
  • その場合の特徴としては、弊社臭気対策を専門にしているという点に着目して、その部分にメリットというか特徴を感じていただき、お問い合わせを頂戴するケースが多い。
  • 最初、例えばざっくり概算などをお話すると、「え?そんなに高いのですか?」と驚かれるケースもある。しかし作業内容や進めていく方向性、そして内容が複雑であったり、お施主様がしっかりした内容を求めておられるケースなどでは、「なるほど」と、その内容面についてご納得いただけるケースがほとんどである。
  • それによって、弊社にご依頼いただくケースもあれば、「今回はそこまで必要ないので・・」と他にご依頼されるケースもある。これらは当然、いろいろな選択肢の中からその状況や目的にあった方法をセレクトいただく事になる。
  • 弊社としては、まずは経験値豊富な臭気判定士や、臭気対策コンサルタントによる、現地調査からのご提案、そして臭気の確認や測定、調査を含めたビフォアー、アフターの臭気チェックを実施するところから始まる。
  • そして、臭気アセスメントにより、そもそも脱臭が必要なのかどうか、から、しっかりした脱臭作業が必要なのか、まで、お客様のご要望に応じて、マッピングする事も実施している。もちろんそのような必要がなく、すぐに脱臭して欲しいというケースでも対応している。
  • 不幸に火事や火災が発生してしまい、それらの臭気対策全般や対策のご相談から、スス除去作業や脱臭作業のご相談やご依頼、焼き焦げ臭気の臭気測定やダイオキシン測定等、臭気に関するご相談でしたら、弊社共生エアテクノまでご一報下さい。
オゾン脱臭工事
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臭気測定
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焼き焦げ臭の臭気判定(火事後の臭気除去と残存臭気確認)

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種別

火災後の臭気測定

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2021年1月6日
概要
建物内の火事後の残存臭気確認
対応前の状況など
  • 冬になると大変乾燥するようになり、建物では火事や火災といった災害も発生しやすくなる。
  • 弊社では火事や火災が発生してしまった建物、新築でも既設でももちろん、戸建て住宅やマンション、オフィスビルから倉庫や宿泊施設等々、毎年多くの火事のあとの消臭対策や火災後の脱臭工事を対策させていただいている。
  • また、不幸にも火災が発生してしまうと、焼き焦げ臭の発生源となるススも大きな問題となり、当然、煤除去の作業請負も弊社が対応するケースもある。
  • さらには、火事のあとの問題点の一つとしては、ダイオキシンの残存もあるので、ダイオキシンの測定もご依頼があれば第三者機関にて測定している。
  • もちろん、臭気の測定や判定といった業務も実施させていただいている。
対応内容
  • 火災が発生してしまった現場の対応としては、まずはお問い合わせを頂戴して、簡単にお電話等でヒアリングをさせていただいた後、大枠の条件が合うようであれば、一度は現地調査にお伺いさせていただく。
  • そして実際に現場を確認し、ススの状況や焼き焦げ臭の状況、そして消臭工事の範囲や施工の際の注意点等をお打合せの上、正式なお見積書を提出させていただく。
  • 正式にご依頼を頂戴できたら、まず煤除去工事からスタート。(工程に入らない場合は弊社の請負範囲外となるがそのケースでも問題なく脱臭工事はお引き受け可能である)
  • しっかりとこびりついたススを削っていくことで、粉塵まみれになりながらも、確実に焼き焦げ臭の臭気発生源を取り除いていく。
  • その後、躯体等に付着してしみ込んでいる焦げ臭を脱臭していく。これはオゾン脱臭装置と特殊な消臭剤、そして添加剤を用いて、数日~数週間かけて脱臭作業を行っていく。
  • ご依頼内容によっては、ビフォアーアフター、あるいはアフターのみ、ダイオキシンの濃度測定を実施するが、弊社の実績としてはあまりご依頼されるケースは多くない印象である。
  • もちろん弊社の熟練した臭気判定士の嗅覚による官能評価と、ニオイセンサーを用いたビフォアー、アフターの臭気強度測定はほぼ必ず、実施させていただく。
  • ケースによっては臭気強度測定のみで済んでしまう現場もごくまれではあるが存在する。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
施工後の状況
  • 火事のあとの焼き焦げ臭気というのは、意外とのちのち、そのニオイが再発してくるケースも可能性としてはあるため、表面上の簡単な清掃と換気にて一旦、ニオイがなくなったように思えても、しっかりとして脱臭工事や消臭対策を行っておくことをおすすめする。
その他補足感想など
  • 弊社では、毎年複数件の、火災発生後の脱臭作業をお引き受けしている。
  • 現場によっては、火のまわりが広範囲にわたるため、どこまで脱臭作業をするべきか、その為の臭気判定から実施していくケースもある。
  • また、戸建て住宅やマンション等では、近隣住戸の火事による焼き焦げ臭が自宅にも侵入することで、それらが臭気として強く脱臭する必要があるのか、あるいは気にならないレベルなのか等を、臭気判定の専門家に依頼するケースもあり、弊社ではそのような臭気の判定業務も対応している。
  • いざ、脱臭作業となれば、臭気判定士あるいはニオイセンサーによる、ビフォアー&アフターの測定を実施し、脱臭作業の効果をしっかり確認してからお引渡しするようにしている。
  • 臭気対策の専門業者による脱臭作業を実施し、臭気確認までとれているという報告書を作業終了後にご提出することで、建築側も、施主側も、安心していただけるようで、御礼のお言葉をたくさん頂戴できるのは何よりの喜びだ。
  • 煤除去作業などは、サンダーを用いたり、超高圧洗浄を用いたり、あるいは手動にてケレンを行ったりと、ノウハウも実績も経験も必要な作業ではあるが、何よりも粉塵まみれになりながら実施する過酷な作業でもある。
  • 脱臭作業は、一度、脱臭機器類を設置してしまえば、そこまで大変ではないが、オゾンガスの発生量や発生のさせ方、消臭剤の選定や用い方、そしてそれらの効果を高めたり早めたりする促進剤の使い方等、簡単そうで見えにくいオリジナルな脱臭方法が数多くある。
  • そして現場経験豊富な臭気判定士による、臭気の判定や脱臭作業の現場管理、現場対応はお客様に安心していただける最大の材料の一つである。
  • 火事のあとの焼き焦げ臭や火災後の脱臭対策等であれば、弊社共生エアテクノまでご相談下さい。
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消臭剤
消臭剤噴霧
臭気判定士による判定
 

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建物や倉庫等での火災後の火事臭気脱臭や煤除去、ダイオキシン測定等

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担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2020年10月28日
対応先
某建物
対応前の状況
  • 某建物において、不幸にも火災が発生してしまった。
  • 全焼ではなかったが、火元を中心に火事となり、延焼しなかったフロアにも煙が侵出し、粉塵等が見受けられる状態であった。
  • 常時、人がいて、また、来客や来場者もいる建物であった為、しっかりとした脱臭作業を実施する必要があることと、ダイオキシン等の有害物質の有無も確認する必要があった。
  • 複数の業者に相談や問い合わせを行ったが、単純にオゾン脱臭をやりましょう、とか、臭気の保証はできない、といった清掃やメンテ業者さんが多く、困っておられた。
  • その中で、脱臭専門業者である弊社共生エアテクノにもお声掛けいただき、脱臭方法や煤除去方法、実績や臭気保証、経験値や測定までを含めてご説明したうえで、弊社に正式にご依頼を頂戴した。
対応内容
  • まずは事前の臭気測定からスタートした。もちろん現状把握も含まれており、どこがニオイが強いのか、どこの煤除去を中心に実施するべきか、見えない箇所の臭気状況はどうか、等を臭気判定士2名を中心に、しっかりマッピングしていった。
  • 次に煤除去作業を実施した。やみくもに脱臭作業を行っても、焼き焦げ臭の発生源がある以上は、一時的に臭気がなくなったと感じて、また再発してしまうからである。
  • 大型の専用マシンを持ち込み、煤除去作業を複数の機械にて数日かけて行い、細かい部分は人の手によって、ふき取り作業等にて煤除去を実施した。
  • その後、脱臭作業を実施した。大型のオゾン発生装置を持ち込み、空間を中心に燻蒸脱臭を実施。同時に、促進剤を用いたり、消臭剤を併用する事で、脱臭効率と脱臭効果を高めた。
  • 最後に、ダイオキシンの濃度測定と、臭気判定士による臭気チェックを行い、一連の作業を終了した。
装置等の紹介
  • ダイオキシン測定
  • 臭気判定士による臭気レベル判定や臭気強度マッピング
  • 特殊な洗浄作業による臭気発生源の除去
施工後の状況
  • 脱臭作業として一連の流れとして、2週間ほどの工程をいただき、煤除去から脱臭消臭作業、そしてアフターの測定までしっかり行い、ダイオキシン及び臭気レベルともに問題なしとなり、無事、検証を頂戴した。
その他補足感想など
  • それなりの規模である建物や施設にて、火災後の焼き焦げ臭であったり、付着してしまった異臭等であったりを、脱臭や消臭していくというのは、実は簡単ではない。
  • 一般的に広く知られているオゾンガスによる脱臭作業は、多くの業者さんが提案できる方法であり、その効果ももちろんあるものだが、ケースや状況によっては満足のいくところまで脱臭しきれないとか、消臭できないケースもしばしば見聞する。
  • それは、単純にオゾン脱臭機を持ち込んで、一般的な目安のオゾンガス濃度を発生させ、同じく一般的な目安である時間を運転すれば、とりあえずニオイは低減するといったような経験値やノウハウしかもっていないためであると考えられる。
  • それでも臭気のレベルが低かったり、ある程度限られた空間であれば、何とか対応できるかもしれないが、臭気の質が特殊であったり、臭気の発生源が残存しているのに見落としたりするケースでは、なかなか簡単に脱臭作業として満足いくクオリティには至らないと思われる。
  • また、経験豊富な臭気判定士や、臭気対策コンサルタントがしっかり現地調査を実施して、きちんと臭気に対する低減確認であったり、必要によっては保証といったところを行っていかないと、のちのち、トラブルになってしまうケースも考えられる。
  • 日数的にも、現場規模によっては、数日では終わらず、1週間とか2週間の工程を組み、たくさんの人と機材を投入して脱臭作業は行われていく。最低でも、日中は原則、脱臭作業員が常駐し、脱臭作業を実施していく。
  • 建物や施設、住居や倉庫において、脱臭作業や臭気対策臭気調査をご検討でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
煤除去作業資材
煤除去作業
大型の専用マシン(煤除去)
オゾン発生装置
 

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