漏水によるカビの対策

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種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2020年12月9日
対応先
某飲食店
対応前の状況
  • 某飲食店において、上階からの漏水が発生してしまった。
  • 当該店舗の責任ではなかったが、漏水の影響により、カビが発生してしまった。
  • 店舗内では、カビが目視でもわかるくらい繁殖しており、カビ臭も室内環境や外部環境の影響等によっては感じられるケースがあった。
  • 管理会社様や建築設備会社様にて、漏水についての問題はしっかり解決されたが、カビについては専門業者に依頼ししっかりカビを取り除いておこうという事になった。店舗は飲食店であり、カビ臭は当然、飲食にご来店されるお客様にとって悪い印象を与える可能性が高く、カビ菌が舞う状況では、衛生環境にも当然、悪影響が予想されるためであった。
  • 平素より建築設備にて脱臭装置や脱臭作業でもお付き合いのある弊社共生エアテクノにお問い合わせをいただいた。
対応内容
  • 早速、弊社臭気判定士が本件の対応にあたった。
  • カビに関しては、弊社では、カビ菌の菌数測定や、カビ菌の菌種同定といった分析試験もお引き受けしているが、今回の件ではお客様のご要望により、まずはしっかりとしたカビ菌の退治を優先されるとの事であった。
  • その為、弊社では、除カビ作業を目的としたお見積書をご提出し、それにて正式にご依頼を頂戴した。
  • 日程を調整し、弊社からは臭気判定士2名にて、除カビ専用の薬剤や、それらを噴霧する道具等一式を整えて、現場へ伺った。
  • 店舗内のカビ菌の繁殖部分のチェックと、カビ臭のチェック等を行ったのち、カビ除去作業の段取りを行い、一気に作業を進めていった。
  • 薬剤が届きにくい部分もあったため、それらにもしっかり除カビ剤を当てながら作業は無事、終了した。
装置などの名称/分類
施工後の状況
  • 飲食店舗であり、照明や内装等を傷つけないようにしっかり養生して、カビ対策の工事を行った。カビを除去する薬剤がしっかりとカビ菌と接触するように、薬剤噴霧作業も一度だけではなく、二度行い、さらに薬剤が届きにくい部分は徹底して除カビ剤を噴霧した。
その他補足感想など
  • 弊社は2003年の創業以来、消臭や脱臭といった、臭気に関するのみを業務として行って18年目の臭気対策専門会社である。
  • そういった空気環境という意味では、菌というのも当然、ニオイの発生源となるわけで、その中でもカビというのは、一般のご家庭でも当たり前のように存在しており、飲食店や宿泊施設といった有人空間にも、何もしなくてはカビが発生したり、カビが目視できなくてもカビ臭が気になったりというケースは発生している。
  • 臭気というのは、よほど高い濃度になるとか、一部のホルムアルデヒド等の有害物質を除けば、我々が日常生活において、そこまで生活に支障をきたすことはない。もちろんシックハウス等での化学物質であったり、悪臭防止法の規制値をこえるような臭気、あるいは住民同士のトラブルになるようなニオイ(タバコとか調理臭、強すぎる香料臭等)の場合は別であるが、やはりそれらにしても、どちらかといえば通常ではないケースが多い。
  • その一方で、カビというのは、人体に有害になるケースもあり、特に小さなお子様やご高齢の方にはダメージをより多く与える可能性もある。
  • その為弊社では、カビ対策業務の一つとして、カビ菌の菌数測定を行い、その環境でのカビ菌の量が人体に有害なのかどうか等の分析も、専門の第三者機関と提携して実施している。
  • また、カビの菌種を同定する試験も実施しているが、こちらはあまりご依頼としては多くはない。確かに菌種がわかっても、弊社のお客様にはあまり意味がないからである。
  • 最も多いご依頼は、しっかりと除カビと防カビの工事を実施していただければそれで充分、という内容であり、弊社ではオールシーズン、カビ対策業務は主要業務の一つとなっている。
  • これからまた空気が乾燥し、加湿器と暖房にて結露からのカビ発生も多くなる季節である。カビに関するお問い合わせでしたら、弊社共生エアテクノまでどうぞ。
除カビ剤/防カビ剤噴霧
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脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

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