種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2018年12月13日
施工先
某マンション
施工概要
臭気調査(新築竣工後の謎の悪臭発生)
施工前状況
- 某マンションが新築にて竣工し、住民さんが順次、入居された。
- 特定の住居のみ、悪臭が室内に発生し、特にとても強い悪臭になったり、弱い臭気であったりしていた。
- 住民様は、管理会社や組合を通じて、施工会社に対策や悪臭の調査を依頼したが、なかなか解決に至る事が出来なかった。
- また、常時強い悪臭が発生しているわけではなかった為、施工会社側も、やれる対策を実施したという事で、これ以上の対策を講じられないという姿勢となってしまった。
- 住民側と施工会社側にてあまり良い関係性ではなくなってしまった為、管理組合として独自に悪臭の原因調査を実施する方針に決定した。
- そしてインターネット等で検索の上、弊社共生エアテクノにお問合せを頂戴した。
- 弊社担当者よりお見積書のご提出後、すぐに異臭発生源調査の実施をご指示いただいた。
施策内容
- 臭気判定士2名にて、臭気調査可能な最短日程にて、現地へ訪問した。
- まずは実際のお部屋を見せていただき、住民様から直接、お話をお聞かせいただいた。
- その結果、思っていたよりも状況が広範囲にわたる事が予想された。
- 初回の臭気調査では、見られる範囲、入られる範囲で、出来る限り、見て、嗅いで、を徹底的に繰り返し、幾つかの仮説を立てた。
- 次回の臭気調査では、その仮説をつぶしていくために必要な立ち入り許可を得てから、一つずつ仮説を潰していった。
- しかし、ほぼすべての仮説が潰れてしまい、さらにその次の調査では、新たな仮説を立てるべく、さらに新しい場所への立ち入り許可を頂戴した。
- そして最後に、悪臭の発生原因となっている個所を発見出来た。
施工後の状況
- 悪臭の発生個所は特定出来たが、弊社では全く対処できないところであった為、発生原因と対策を報告書にてご依頼主へ提出させていただいた。その内容をもとに、施工会社及び設備会社さんにて対策を実施し、その後は当然、悪臭の発生は完全に収まっている。
その他補足感想など
- 子の現場では、最初はすぐに解決出来る予測にて、現場へ乗り込んでいった。
- しかし実際に臭気調査を実施してみると、当初の内容よりはずいぶんと複雑怪奇な現場状況である事がわかった。
- 臭気調査の経験豊富な臭気判定士2名にて「こりゃ、長期戦を覚悟して、根気よくやっていくしかないな」と判断し、仮説と検証を徹底的に繰り返していった。
- 大きなマンションなので、共用部への立ち入りや、他住戸への立ち入り、屋上や地下への立ち入り等、許可を得るだけでも、別日を待たなくてはいけないケースもあった。
- それでも一旦お引き受けした以上は、何とか臭気発生源を突き止めて、ご依頼主のお役に立ちたいし、何より悪臭問題でお困りの会社様や個人様に、「深呼吸空間」を創造する事が弊社のミッションである事から、何度にもわたる大掛かりな臭気調査を実施していった。
- 途中、何度か「これが仮説として怪しい」という部分を報告し、対処して貰った。そしてそれをやっても臭気問題が解決しないというケースもあったが、これは臭気調査を進めていく為であり、お客様にもご理解いただきながらご協力をいただいた。
- それを繰り返していく事で、仮説が一つ、また一つと消え、最後に真実が残った。今までの臭気調査でも、怪奇現象に近い内容であった為、見事解決したときには、さすがに臭気判定士2名とも、安堵の気持ちを隠し得なかった。
- 悪臭や異臭、臭気問題でお困りでしたら、ぜひ弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
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