工事種別
ホテルの下水臭調査
担当(著者)
臭気判定士 中丸晴樹
提出日付
2016年7月1日
施工概要
某ホテル内にあるレストランにて、突如として不快度の高い「下水系臭気」が発生するとの事。
ホテル宿泊者だけではなく、飲食だけのゲストも多く、このような汚水の悪臭が漂うと、お客様からのクレームもあり、お客様満足度にもマイナス評価となってしまう。
ホテル宿泊者だけではなく、飲食だけのゲストも多く、このような汚水の悪臭が漂うと、お客様からのクレームもあり、お客様満足度にもマイナス評価となってしまう。
施工前状況
・そのホテル内では幾つかレストランや飲食場所を設けている。
・しかし悪臭が発生するのは、特定のレストランだけである。
・常時ニオイが発生するわけではなく、不定期に強い悪臭が客席に充満する。
・出入りしている設備業者や空調業者に対策を依頼して、いろいろやってもらったが、結局解決していない。
・ホテル側としては困り果てて、臭気専門業者をネットで見つけ、弊社にお問い合わせを頂戴した。
・しかし悪臭が発生するのは、特定のレストランだけである。
・常時ニオイが発生するわけではなく、不定期に強い悪臭が客席に充満する。
・出入りしている設備業者や空調業者に対策を依頼して、いろいろやってもらったが、結局解決していない。
・ホテル側としては困り果てて、臭気専門業者をネットで見つけ、弊社にお問い合わせを頂戴した。
施策内容
1.臭気判定士3名にて現地へ乗り込んだ。
2.臭気判定士の嗅覚による官能評価を、様々な箇所で実施した。
3.スモークテスターにて、エアバランスのチェックや、あやしい流出入箇所がないかをチェックした。
4.図面にて設備、衛生、給排気系統等をインプットし、目視で現場の実際との整合性を確認した。
5.数多くの仮説をたて、一つずつ実証していった。
6.最後はトレースガスにて、完全に仮説を実証できた。
2.臭気判定士の嗅覚による官能評価を、様々な箇所で実施した。
3.スモークテスターにて、エアバランスのチェックや、あやしい流出入箇所がないかをチェックした。
4.図面にて設備、衛生、給排気系統等をインプットし、目視で現場の実際との整合性を確認した。
5.数多くの仮説をたて、一つずつ実証していった。
6.最後はトレースガスにて、完全に仮説を実証できた。
装置などの名称・分類
- 汚水系臭気調査
- 下水系異臭発生源調査
- 臭気調査
- 異臭調査
施工後状況
「この壁の裏に確実に何かがあります。」臭気判定士は仮説を実証出来た為、そう断言した。
そしてその壁を壊し、壁の裏をチェックすると、明らかな汚水・下水臭の発生源が発見された。
その部分を補修し、壁を復旧させた後は、一切、臭気苦情は出ていない。
そしてその壁を壊し、壁の裏をチェックすると、明らかな汚水・下水臭の発生源が発見された。
その部分を補修し、壁を復旧させた後は、一切、臭気苦情は出ていない。
その他補足感想など
- ホテルの飲食店での下水臭という、解決を一刻も争う現場だった為、臭気判定士3名体制で調査を実施した。
- 弊社が実証した仮説を、最初は、「そんなところには何もない」と不思議に思われていた。
- しかしいざ、壁裏をみるとすぐに「なんだこれ?」と有り得ないところに発生源が隠れていた。
- この現場のようなケースでは、弊社のような経験を積んだ熟練臭気判定士による臭気調査でなければ、なかなか原因を発見する事は出来ないだろうと思われる。
- 壁を壊すのは後日、設備業者さんにやっていただいたが、弊社から立ち合いに行ったのは臭気判定士1名だけである。それだけ、発生源を特定しているという確信があったからだ。
- 飲食店やホテルにとって、下水臭とか汚水臭といった悪臭は、悪評にも繋がりかねない。
- 弊社では、汚水・下水系臭気の臭気調査や臭気発生源調査を行っている。
今回は、ホテルの下水臭調査についてお伝えしました。
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