- 某病院の病理検査室にて、FA(ホルムアルデヒド)とキシレンの臭気が強い為、そこで働く技師さんや職員さんの作業環境が悪いのではないかと懸念されていた。
- 弊社のビジネスパートナーより、作業環境改善の対策をご提案させていただいた。
- 当時はまだ、HCHO(ホルムアルデヒド/ホルマリン)の作業環境基準が、法制化されておらず、FA濃度を測定するよりも、体感として、ホルムアルデヒド臭とキシレン臭が低減する事を第一の目標とされた。
- 排気ラインの脱臭装置は、このケースでは不要であった為、給気側に酸素クラスター除菌脱臭装置を設置する方法を勘案させていただいた。
- 酸素クラスターによる脱臭デモテストを実施したところ、大変効果が良いとご判断いただき、実機をご購入いただいた。
- 病理検査室のお部屋の容積や、ホルムアルデヒド臭気やキシレン臭気、そして換気回数等から、実機としての酸素クラスター脱臭装置の台数を選定し、設置場所もご提案させていただいた。
- ダクトインタイプの酸素クラスターを導入したかったが、諸条件で無理と判断し、室内設置型の酸素クラスターを選定した。
- 取付工事についても、弊社にて実施して欲しいという要請を受け、機械器具設置工事業及び管工事業の免許を受けている弊社にて、酸素クラスターの設置までをお引き受けした。
- 設置工事も無事完了し、酸素クラスター除菌脱臭装置を稼働させ、試運転チェックを行った。
- 同時に、イオン数の測定も実施し、メーカーの規定値以上のイオン数がきちんと出ている事を確認出来た。
- 設置及び試運転結果を報告書にて提出した。
- 病院の病理検査室の臭気低減対策
- 病理検査室のキシレン臭気の低減
- 病理検査室のホルムアルデヒド臭対策
- 酸素クラスター除菌脱臭装置
- キシレン及びホルムアルデヒドの検知管
- イオンカウンター及び臭気測定機
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デモテストで既に効果を体感いただいていたが、実機ではより、臭気の低減効果が確認出来たとおっしゃっていただき、問題なく検収を頂戴出来た。
今もお付き合いは続いており、新たに規制されたホルムアルデヒド管理濃度0.1ppm以下の共生エアフローユニットでもお手伝いを続けさせていただいている。
- 既存の病理検査室であった為、最も困難であったのが設置場所であった。
- 作業の邪魔にならず、それでいて脱臭効果が最も発揮できる場所を選定し、そこに100V電源をもってくるのか、延長コードで電源まで引っ張るのか 等々、実機設置前の打ち合わせには細心の注意を払った。
- しかし、病理検査室の臭気対策を担当している臭気判定士は、このような事例も多く経験しており、問題なく対応する事が出来た。
- 設置工事に関しては、2級管工事施工管理技士をもつ臭気判定士にもヘルプをお願いし、アンカーの打ち込みから取付までを滞りなく作業する事が出来た。
- 担当が、作業環境測定士も有している技術者であり、設置完了後もたびたびお伺いし、臭気の低減状況の確認はもちろんの事、いろいろな使い勝手やご要望等もお話するようにしていた。
- その後、ホルムアルデヒドに関しては管理濃度が制定され、特定作業場(病理検査室も該当)では0.1ppm以下が法制化された。
- 弊社としては、共生エアフローユニットにて、数多くの病院病理検査室のFA濃度0.1ppm以下をお手伝いしてきた実績とノウハウから、本件でも引き続き、ご相談を頂戴している。
- 病院の病理検査室や解剖室等のホルムアルデヒド0.1ppm以下の対策や、キシレン臭等の室内作業環境改善に伴う臭気低減対策であれば、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
今回は、病理検査室のホルムアルデヒド及びキシレンの臭気低減についてお伝えしました。
様々な「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
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