- 某オフィスビルにて、不定期に飲食系の臭気を含め、悪臭や異臭が発生していて困っていた。
- オフィスの管理会社や設備業者にて、いろいろと理由を調べていったところ、どうやら空調機を介して異臭が室内に侵入してきているようだと想定された。
- 臭気の専門業者にて臭気調査を依頼しようと、インターネット等で検索の上、弊社共生エアテクノにお問合せいただいた。
- あらかじめ、OA(アウトサイドエアー=外気)の取り入れ口から、臭気が侵入してくる想定があった為、トレースガスを使用したOA侵入臭気の追跡調査と、弊社の臭気判定士も現場にいっての嗅覚やセンサーでの異臭侵入経路調査を実施した。
- その結果、OAからの異臭侵入がほぼ、確実視された為、いろいろ考えられる対策をお打ち合わせののち、一つの方法が決定された。
- その方法とは、OA取り入れ口にて、脱臭フィルターを設置する事により、臭気を無臭(ほぼ、匂わないレベル)まで低減してあげる脱臭対策であった。
- しかし、OA取り入れのガラリには、脱臭フィルターを設置する余裕と幅、十分なスペースがなかった為、弊社の技術責任者が設計を工夫した。
- その工夫とは、OA取り入れガラリの外側に、特殊なケーシングボックスをかぶせるように設置し、そのケーシングボックス内に、脱臭フィルターを取り付ける方法であった。
- OA取り入れ口での風速、圧力損失、風量、通過面風速等をトータルで勘案し、それらに対応できるサイズのケーシングボックスと脱臭フィルターを選定しながら設計し、ご承認をいただいた。
- 弊社の協力工場にて、ケーシングボックスを製作し、実際に現場にて設置作業まで対応させていただいた。
- 脱臭フィルターを用いた外気から侵入する悪臭対策
- トレースガスによる外気からの臭気の侵入経路調査
- 臭気判定士や臭気対策コンサルタントによる悪臭調査と臭気判定
- 都心部のビル群が密接するエリアでは、排気を屋上やバルコニー等で纏めて行うケースが多い。給気もやはり、屋上等にてまとめて行っているケースもある。
- 自ビルの排気が、風向き等によって、自ビルの給気に入ってしまうというようなケースも、なさそうで実際には弊社の臭気調査からは決して少ないケースではない。
- しかし、近隣の隣接するビルからの排気が、自ビルの給気の取り入れ口から入ってきてしまうケースもある。
- 本来、OA=外気であり、フレッシュエアーが供給されなくてはならないが、この供給源に、下水臭や汚水臭であったり、厨房の排気臭であったり、あるいは喫煙室の排気であるタバコ臭が入ってきてしまうケースでは、大きな問題となりかねない。
- かといって、排気の方で脱臭対策をするとなれば、大掛かりな脱臭装置や脱臭システムが必要となる為、設計条件的に、後付けはかなり難しいケースが見受けられる。
- それならばOA(外気取り入れ口)での脱臭対策ならばどうか?といえば、やはり簡単ではない。
- それでも、排気口から排気された臭気は、外気とまじりあって拡散するので、給気口に到達する頃には、当然、臭気は大きく低減している。
- その状態から脱臭をするという方法は、場合によっては有効な手段といえる。
- 設計面や条件面等、本当にいろいろな方向性から勘案していかなくてはならない為、もしこのような状況での臭気対策のご相談があれば、弊社共生エアテクノまでご一報ください。
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