タイにおける工場の臭気コンサルテーション
- タイの某工業団地にある日系の工場にて、製造過程から排気される排気臭が、近隣住民さんから臭気苦情となってしまっていた。
- 工場側としては、真摯に対応をしていくスタンスであり、いろいろ導入してみたりトライされていたようだが、なかなか臭気苦情の解決には至っていない。
- よって、まずはしっかりとした現状把握をした上で、臭気問題の解決をやっていかなくてはならないと判断され、以前もお問い合わせをいただいた弊社に、また、お声掛けを頂戴した。
- 臭気コンサルテーションのお見積書をタイの代理店さん経由で提出させていただいたところ、無事、ご発注いただいた。
- 実は、タイの日系現地法人の工場だと、日本の各工場でも臭気対策のお手伝いをさせていただいているケースもある。
- 本件も日本及びタイの工場にていろいろお打ち合わせ等もさせて貰っていた。
- 今回は、日本(弊社共生エアテクノ)からは、臭気判定士と技術開発責任者にて臭気コンサルテーションに参加するべく、タイへ出張し、タイの代理店さんのメンバー各位と合流した。
- 臭気コンサルテーションに必要な道具類一式を工場の現場へ持ち込み、2日間にわたる臭気コンサルテーションを実施した。
- 2日間で合計、7~8検体を採取し、それらを三点比較式臭袋法(簡易法)により、臭気濃度を算出した。
- 同時に、デオモニに臭気を覚えさせ、簡易検量線も作成していった。
- タイの工場の排気臭対策
- タイの工場の臭気対策
- タイの工場の臭気コンサルテーション
- 臭気判定士による三点比較式臭袋法
- 日本の臭気判定士とタイの臭気判定士によるコラボでの臭気コンサルテーション
- 臭気対策コンサルタントによる工場の排気臭気対策
- 臭気拡散シミュレーションにより、ターゲットとする排気ラインや製造過程を絞り込み、それらをどこまで脱臭すればよいか等、そして臭気監視システムDeomoniを設置していく事で、臭気をリアルタイムでさらに確認していく等の提案をご報告書に纏め、本件は終了となり、次のステップへ続く。
- 日本でもタイでも、本当によく見かける光景ではあるが、工場の臭気対策を勘案していく上で、現状の把握が出来ていないまま、脱臭装置を導入しておられるケースがある。
- 特にタイでは、まだまだ、「臭気を測定する」という部分については普及していないように感じていて、あっても成分濃度測定結果である・・というケースも少なくない。
- なので、「臭気測定」を実施するという事に、それなりの費用を支払うというのも、最初は多少、ハードルが高いと感じられるケースもあるようだ。
- しかし実際には、現状把握をまず、実施する事が、いかにその後の展開をスムーズに成功へ導けるかの大切なスタート地点となる。
- 実際に臭気コンサルテーションを行う事で、脱臭装置が必ずしも必要ではないケースもあるし、臭気監視システムに検量線を引いて、24時間365日の臭気変動や臭気把握をDeomoniで実施するというセカンドステップへ繋がっていくケースもある。
- 日本では、日本の国家資格である臭気判定士。タイでは、タイの資格である臭気判定士が、それぞれ臭気測定を実施する資格となるが、臭気測定の方法は同じなので、弊社では経験豊富な臭気判定士や臭気対策コンサルタントが、タイの代理店さんと一緒になって、タイの工場の臭気対策に当たっている。
- 日本及びタイの工場にて、臭気対策をご検討の場合は、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
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