投稿者「kanri-nishiyama」のアーカイブ

工場の排気臭の消臭剤


人気ブログランキング

 
種別

消臭剤(デオドプロ)

担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2021年6月17日
対応先
工場(排気臭対策)
概要

工場の排気臭の消臭剤について(有機溶剤系臭気/「DeodorPro(デオドプロ)」シリーズ)

状況等
  • この世の中には、星の数ほどの消臭剤が世の中に出回っています。
  • 弊社ではもともと、代理店として弊社臭気判定士や技術担当者がしっかり検証して、お客様や工場の目的に合った消臭剤を、スクラバー排気ダクト内でのスプレー噴霧システムによる消臭剤の活用方法をご提案して来ました。
  • しかしなかなか、それだけでもカバーしきれない工場の臭気があり、ここ数年は自社製の消臭剤の開発も、弊社の技術開発チームを中心に、日々是研究のベンチャー精神にて試行錯誤を繰り返しながら開発を進めて参りました。
  • 特に難しかったニオイの種類としては、有機溶剤系臭気でした。
  • ちなみに、有機溶剤とは、VOC(Volatile Organic Compounds)の略称であり、揮発性有機化合物の略称となります。
  • この有機溶剤系臭気は、印刷工場や塗装工場等から発生するケースが多く、特に塗装ブース等での排気臭の消臭や循環水からの揮発臭気の消臭は、水溶性ではないため、消臭剤という湿式脱臭方式では、なかなか満足いく脱臭効率を発揮できないでおりました。
対応内容
  • そんな中、弊社の技術開発チームが、弊社臭気判定士とがっちりタッグを組んで、揮発性有機化合物(VOC)系臭気の消臭剤の開発を進めて参りました。
  • VOC系臭気の消臭や脱臭という目的と、VOCの濃度を低減するという目的がある中で、弊社は消臭や脱臭の専門会社ですので、ターゲティングを「有機溶剤系臭気の消臭」を目的とする消臭剤の開発を進めていきました。
  • そして、弊社が有する消臭剤ブランド「DeodorPro(デオドプロ)」シリーズの中で、待望のVOC系臭気の消臭剤がラインナップに加わったのです!
  • 今まで、堆肥工場や養鶏場、養豚場や、排水処理工場や排水設備向け、等々、たくさんの分野の工場の排気臭対策の消臭剤としてラインナップはあったのですが、有機溶剤系臭気向けの消臭剤はどうしても満足のいく消臭剤がありませんでした。
  • 今回、デオドプロ消臭剤シリーズに、VOC系臭気の消臭剤として、「OSR」の各種が正式にラインナップとして加わりました!
装置などの名称/分類
  • DeodorPro(商標登録済)シリーズ
  • 工場の排気臭対策
  • 有機溶剤系臭気向けの消臭剤
装置等の紹介
対応後の状況
  • その一例として、自動車部品の塗装工場において、塗装ブースの消臭剤として、『デオドプロ』シリーズから、OSR機能水を用いました。OSR消臭剤の有無で比較測定をしましたところ、何と!95%もの脱臭効率が確認されました。スクラバーの溜水としてもご使用いただけますね。
その他補足感想など
  • ニオイの種類は、約40万種類あると言われています。
  • 一般のご家庭で発生する臭気レベルであればともかく、弊社のような消臭や脱臭のプロとして、工場等の強くて多種多様にわたるニオイを相手にしていますと、脱臭装置や消臭方法はもちろん、消臭剤も一つだけではとても太刀打ちできませんし、工場様の満足のいく、目的に応じた消臭も果たすことは出来ません。
  • よって、弊社の消臭剤デオドプロシリーズは、いろいろな工場の排気臭に応じて、現状では10種類以上がラインナップされているのです。
  • そして今回の、OSR機能水では、自動車部品の塗装工場における、水洗ブース内に消臭剤として添加することで、何とその臭気を低減することに成功したというわけです。
  • もちろん、スクラバー脱臭装置によって、ニオイを消臭するシステムが用いられているのですが、これがなかなか、しっかりとした脱臭効果を発揮できないでいるのです。
  • 消臭剤を用いる場合の脱臭効率は、『脱臭効率=気液接触率×消臭剤の能力』という方程式によって導かれます。
  • 例えば、消臭剤の消臭能力が99%あったとしても、その消臭剤がニオイ分子と接触しない0%の場合は、そのシーンにおける脱臭効率は0というわけです。当たり前ですよね・・。
  • 弊社では、デオミスト等の消臭剤を噴霧するシステムによる気液接触率の向上と、消臭剤の各種の開発による消臭剤の消臭能力の向上を常に研究開発しております。
  • 工場の消臭剤脱臭装置臭気測定ニオイセンサー等々、臭気対策に関する事でしたら、弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせ下さい。
デオドプロ
デオドプロ
    

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/

 

一般家庭の臭気調査


人気ブログランキング

 
種別
担当(著者)
臭気判定士 第二種電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2021年6月7日
対応先
一般の戸建て住宅
概要
戸建て住居の異臭調査
状況等
  • 一般の戸建て住宅にお住まいの住民様が、自宅内にて発生しているという異臭について、気になっておられました。
  • 異臭が気になる箇所としては、玄関周辺と、リビングダイニングという事でした。
  • 入居してからずっと、その臭気が気になっておられるようでしたが、そこまではっきりと強い臭いではなく、住民様のご家族の中でも、ニオイがわかったり、わからなかったり、あるいはニオイを感じられるタイミングと、ニオイがわからなくなるタイミングがあるとの事でした。
  • 建築された工務店さんや、設備関係を工事された設備工事屋さんなども何度か、確認に行ったようですが、全くニオイすらわからなかったようです。
  • そこまで気にはならないものの、どこかに施工不良があったり、健康被害を及ぼすようなケースも考慮し、臭気調査の専門会社として、弊社共生エアテクノにご相談をいただきました。
対応内容
  • 弊社としては、臭気判定士という国家資格を持ち、このような、ご家庭やビル等の異臭調査や臭気のアセスメントの経験が豊富ですので、本件もお問い合わせをいただいたタイミングで、現場経験豊富な臭気判定士が対応に入らせていただきました。
  • 内容と金額をお伝えしたところ、すぐに最短で臭気調査に来てほしいとご依頼をいただきましたので、日程調整の上、臭気判定士3名にて異臭調査に赴きました。
  • まずは先入観を無くして、臭気判定士3名がそれぞれ、住宅内の各所の臭気をチェックしていきました。
  • その後、3名がそれぞれ嗅ぎとった質や、マッピングしたニオイと場所等を照合し、対象臭気を絞り込んでいきました。
  • 気になっていたニオイを絞り込んでいき、住民様にも嗅いでいただきました。
  • 「これこれ、このニオイです!」という発生源が合致したポイントにて、スモークテスターを用いた気流による異臭の侵入状況を見ていただきました。
  • 住民様のご希望により、念のため、トレースガスによる配管からの汚水・下水臭気の漏洩テストも行いましたが、問題なしと判明し、ご安心いただけました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況
  • ご家庭の中には、大変多くのニオイが発生しています。今回は、壁裏や床下から入ってくる建材系臭気が主な異臭の原因と特定出来ました。エアーバランスの改善を中心に、異臭発生源の説明と対策をさせていただきましたところ、大変ご納得いただいた様子でした。
その他補足感想など
  • 建築基準法が改正され、24時間換気システムが義務付けられたあたりから、省エネルギー性の追求や、高気密・高断熱住宅が日本家屋の主流となりました。
  • これらは環境問題への取り組みとしては素晴らしいものがあります。しかし、一つ何かを得ると、その分、何かが犠牲になる可能性があります。
  • 弊社臭気対策のみを生業とする専門業者ですが、そのような珍しい、臭気対策のプロフェッショナルたちから言わせますと、「ニオイ」という点においては、どちらかというと、よろしくない面も出てきてしまっていると言えます。
  • それは、本件もそうなのですが、室内の気密性が高い上に、給気と排気のバランスが悪い状況が出来てしまうため、思わぬところからニオイ、異臭、悪臭を室内に引っ張りこんでしまったり、侵入してきてしまったりするからです。
  • 例えば、本件では、第三種換気方式が採用されていました。日本の多くの住居は、この第三種換気方式が採用されており、これは給気(外から空気を取り入れる)を自然に、排気(家の中の空気を外へ出す)を機械で、という方式です。
  • 具体的には、キッチンの換気扇、お風呂の換気扇、トイレの換気扇、これらは全て排気です。24時間換気システムによるファンも排気です。
  • そしてその出ていった分の空気を、壁や天井等に設置されているOA(アウトサイドエアー=外気)の取り入れ口から入れてあげなくてはなりません。
  • ここを閉めてしまっていたり、粉塵等で閉塞していると、外気が入ってこられなくなり、その分を違うところから引っ張りこんでしまうのです。
  • ご家庭であっても、異臭問題は発生します。建物全般における異臭問題でしたら、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
トレースガスによる臭気調査
臭気判定士による臭気調査
    

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/

 

湿式方式による脱臭システム(インジェクションスクラバー)

人気ブログランキングへ

 
種別

工場の脱臭装置

担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2021年5月28日
対応先
某工場様
状況等
  • 某工場様において、排気臭の臭気対策を検討しておられました。
  • 工場の規模が大変大きいため、まずはどこの排気のニオイが、問題となっているのか、原因の絞り込みや、周辺への悪臭臭気の拡散状況の把握等を行われました。
  • その臭気のコンサルテーションや臭気のアセスメントは、弊社臭気判定士たちが中心となって対応させていただきました。同時に、数社、外部の環境測定業者さんや、拡散シミュレーション業者さんにもご協力いただき、しっかりとした絞り込みを実施する事が出来ました。
  • 絞り込んだ排気ラインも、トータルではかなり大きなボリュームとなり、それらについての脱臭対策についても、引き続き、弊社にご相談を頂戴する事が出来ました。
  • 工場様と弊社にて、何度も何度もたくさんのディスカッションを重ねさせていただき、脱臭については期を分けて、順番に実施していく事にて大枠の方向性が決定しました。
  • 上述させていただきました、臭気対策コンサルテーションと同時に、脱臭のデモテストも実施させていただいておりまして、その脱臭方法を「インジェクションスクラバー」を用いたスクラバー方式の脱臭装置とする事も、合わせてご提案の上、ディテールプランの検討に入りました。
対応内容
  • 脱臭装置の設置スペースや、トータルのボリューム、そして狙っていく脱臭効率等を勘案し、既存のインジェクションスクラバー脱臭装置では、なかなかベストマッチする内容で納まっていかないと、弊社の技術担当チームが判断しました。
  • そのため、脱臭方式の基礎的な部分はそのまま、効果が認められているので継続としまして、さらにこの工場様の脱臭目的に合致したシステムとするべく、技術開発チームにてインジェクションスクラバーの改良を進めていきました。
  • 結果として、インジェクションスクラバーのキモとなる、気液接触部分に改良を加え、新しい設計仕様が完成しました。これにより、スクラバー方式よりもコンパクトで、水(消臭剤)の総使用量、必要量も少なくする事ができるようになりました。
  • 新仕様での最終テストと本設計という最終段階を進んでおります。
装置等の紹介
対応後の状況
その他補足感想など
  • 工場の臭気対策として、脱臭装置を選定させていただくときには、多くのケースでは標準仕様通りには進んでいきません。
  • 一部、弊社製ですとデオキーパー脱臭装置、他社製の脱臭装置弊社が仕入れて販売させていただいている商品ですと、酸素クラスター除菌脱臭装置、などは、そのままの型式や型番で、納品させていただくケースもあります。
  • しかし、規模的に大きなシステムになってきますと、デオキーパー脱臭装置はもちろん、インジェクションスクラバーハイブリッドスクラバーの場合は、100%近くが、現場現場に合わせた設計を必要とします。
  • そして例えば、そこに利用する消臭剤一つとっても、弊社では消臭剤として「デオドプロ」シリーズをラインナップしており、その中のどのタイプを使用するかは、テーブルテストや実機を見据えた現地でのデモテストによって決めていきます。
  • 付属するシステムも、ファンの容量の選定からはじまり、接触boxの大きさ、噴霧するノズルの選定、水量や風量、戻してくる排水の再利用方法や添加方法等々、多くの設計仕様を決めていく必要があり、大きなプロジェクトとして、対応していくケースがほとんどです。
  • 今回の工場様では、そこからさらに一工夫も二工夫も加える事により、スクラバーシステムよりは簡易化できた上に、消臭剤噴霧システムやデオミスト型よりも高効率の消臭効果を発揮できる、全く新しい脱臭システムが完成しました。
  • 工場の脱臭装置臭気対策でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
インジェクションスクラバー(改良&仕様変更)
インジェクションスクラバー(改良&仕様変更)
    

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ

下記のバナーをクリックお願いいたします!
ブログランキングバナー人気ブログランキングへ

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/