養豚場の臭気対策 (消臭剤スプレー噴霧システム)

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工事種別

消臭剤スプレー噴霧システム

担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士 山田大介
提出日付
2017年5月12日
施工先
養豚場
施工概要
某養豚場から発生している排気臭気と、コンポスト施設からの排気臭気対策
施工前状況
  • 養豚場から排出される臭気が近隣住民様から悪臭苦情となっていた。
  • 同時に、併設されているコンポストから発生している臭気も問題となっていた。
  • 豚舎とコンポストからの臭気対策を実施して悪臭苦情をなくす事が目的であった。
施策内容
  • まずは、現状の臭気状況を把握する為に、臭気対策コンサルテーションを実施した。
  • 周辺も丁寧に嗅ぎまわり、飛散してきて問題となっている臭気の質も入念に確認した。
  • 臭気拡散シミュレーションによって、脱臭目標値と脱臭場所を絞り込んだ。
  • それらの結果をもとに、幾つかの脱臭方法を立案した。
  • 立案させていただいたいくつかの脱臭方法にてデモテストを実施し効果を検証した。
  • お客様の費用や目的等も含めて協議させていただき、最終的な脱臭システムを設計した。
  • ご提案させていただいた脱臭システムにてご発注いただき、製造から納品を行った。
  • 設置後、試運転にて噴霧システムを最適な状況にて稼働させた。
  • 実際の臭気にて脱臭効果検証を行い、結果報告ののち、検収となった。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
  • 養豚場の臭気対策
  • 豚舎からの排気臭対策
  • コンポストの臭気対策
施工後状況
  • 原臭臭気濃度4,000(臭気指数36)であったものが、消臭剤噴霧システム稼働後は、臭気濃度500(臭気指数27) 脱臭効率も87.5%であった。
  • その後、臭気苦情も収まったと聞いている。
その他補足感想など
  • 養豚場では、豚舎というものが必ず存在し、豚の糞尿を処理するコンポストも必要となる。
  • 比較的、大きな敷地をお持ちの養豚場が多いにも関わらず、臭気レベルも臭気濃度で数千~数万となるケースも少なくない為、敷地境界をこえて臭気が近隣へ飛散してしまう。
  • 臭気の強さが高いだけではなく、臭気の質もアンモニアや硫化水素、メチルメルカプタンから低級脂肪酸、アルデヒド類まで、様々な臭気分子が複合状態で存在し、臭気の不快感を増している。
  • しかしながら、非生産設備である脱臭装置には、なかなか本腰を入れて対策するというのは費用面等でも難しいケースがあるのもしばしば見受けられる。
  • やみくもに効果も何も考えずに脱臭装置を導入してしまい、脱臭効果が思ったより出ていないとか、ランニングコストがかかりすぎて維持できなくなったとか、全く悪臭苦情がなくならない・・という場合もお聞きしている。
  • そういうケースでこそ、一見遠回りのように思えても、しっかりとした臭気対策コンサルテーションを実施して、何をどこまでどうやって脱臭すればゴールに辿り着けるのかに時間と費用をかけてやっていく事が、臭気対策の成功への最短ルートであると弊社は考えている。
  • 養豚場や養鶏場、その他各種生産工場や設備工場等、悪臭苦情を抱えてお悩みの場合は、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
ノズル設置前穴あけ作業
ノズル設置前穴あけ作業
噴霧ノズル設置近影
噴霧ノズル設置近影
配管材等
配管材等
配管部品
配管部品
噴霧システム制御盤
噴霧システム制御盤
原液ドラム缶
原液ドラム缶

今回は、養豚場から排出される臭気対策についてお伝えしました。
「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

 

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