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環境アセスメントとしての臭気アセスメント


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担当(著者)
臭気判定士 電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2021年12月7日
対応先等
某所(屋外広範囲からの異臭)
概要
環境アセスメントとしての臭気アセスメント
状況等
  • 某所にて、不定期に、広範囲から、「異臭がする」という相談が寄せられていました。
  • それが室内とか特定の場所ではなく、いわゆる外気が臭いという内容だったようで、全くその状況を把握することすらできない状況でした。
  • 自治体等が定期的に環境アセスメントといいますか、ニオイのチェックなどを行っていった結果、どうやら発生源らしきポイントは幾つか絞り込めたようです。
  • それでもやはり、いつ、どのタイミングで、どれくらいの臭気が出ていて、それがどれくらい強いのか、相変わらず雲をつかむような話でお困りとのことでした。
  • そこで、ある程度の臭気の変動や、臭気の発生のタイミングなどを把握するという、臭気アセスメントをやっていくために、ニオイセンサー臭気モニタリングシステムの検討をされました。
  • ポイントとしては、広範囲にわたるため、無線でデータを飛ばせることと、電源がなくても稼働できることなど、幾つかの条件をもとに、検索されていきました。
  • そして、ほぼその全てに合致するということで、弊社共生エアテクノデオモニにお問い合わせを頂戴した次第です。
対応内容
  • 不定期に飛散してきたり、拡散する臭気を、24時間365日、常時、モニタリングできる臭気センサーdeomoniについて、まずは内容のご説明等を実施させていただきました。
  • その後、臭気に対するコンサルティング等の打ち合わせを進めさせていただき、正式に弊社ニオイセンサーデオモニを導入していただくことになりました。
  • 現地に訪問し、臭気測定器の設置個所の確認、データ収集用のコントロールPCの設置場所、そしてそれらをつなぐ中継機がどこに必要か、などを1日かけてアセスメントしていきました。
  • そして正式に、ニオイ測定器の設置位置、それから中継ポイントの設定、そこに必要なデオモニ収納boxの設置方法、さらにはオプション電源としてのソーラーシステム、あとは最も大切になる風向風速計まで、全ての準備が整いました。
  • そして製作納期を経て、deomoniの実機を設置しに現場へ伺いました。
  • 多少のトラブルはあったものの、弊社の現場対応力にて問題なく設置完了。ニオイセンサーの臭気モニタリングが無事、開始されました。
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 本現場では、完全なる屋外設置かつ、数kmにわたっての臭気測定ポイントを結ぶ必要があったため、deomoniの無線通信システムが大いに役立ちました。さらに、屋外真っただ中なので電源が供給できず、ソーラー発電オプションも設置に前向きな材料となりました。
その他補足感想など
  • 広大な数キロ範囲に及ぶ空間において、目に見えないニオイをどのように管理、監視、モニタリングしていくのかは、意外と悩ましい問題です。
  • なぜなら、臭気を把握したいポイントごとに、ニオイセンサーを設置するのですが、そのポイントだけでも数kmごとになるからです。
  • それらを有線でつなぐとなれば、それだけで莫大な費用がかかってしまいます。
  • それに加えて、そのポイントに設置したニオイ測定器を動かすための動力も必要となるので、データを送信する有線と、100V電源の敷線工事まで必要となるわけです。材料代、工事代だけでも、設置するのは難しいとなってしまうかもしれません。
  • 弊社が設計製造している、ニオイセンサーdeomoniは、1台のPCにデータを集積していきます。
  • それは24時間365日、常時、臭気をモニタリング可能であり、さらに、各箇所に設置したニオイセンサーから、無線でデータを飛ばすことができます。
  • そのため、データを送信するためのケーブルが不要という大きな特徴があります。
  • また、各設置個所の100V電源を供給いただくのは大前提ですが、それが出来ないケースでも、太陽光発電パネルを用いたオプションをご用意しておりますので、最悪のケースでは莫大な電源設置工事をすることなく、deomoniを稼働させることが可能です。
  • 電波法の問題が各国ごとに立ちはだかるのですが、弊社deomoniは、日本はもちろん、タイでもその法規制をクリアしております。
  • 24時間365日の臭気監視システム「deomoni」につきましては、工場をはじめ様々な箇所で活躍しております。まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
     
deomoniのソーラー発電オプション
deomoniの風向風速計
     

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多地点の同時に臭気測定(臭気発生の複数個所を臭気変動チェック)


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2021年9月17日
対応先等
ビルなどで発生している悪臭の調査
概要
臭気発生の複数個所を臭気変動チェック(複数ポイントを一気に臭気モニタリング)
状況等
対応内容
  • まずは現場の状況をしっかりヒアリングしまして、ニオイの質や強さ、発生しているタイミングや発生個所と思われるポイントなどをシミュレーションしていきます。
  • 次に、それらのヒアリングから、必要な場合は現地の確認を実施します。しかしほとんどのケースでは、臭気調査における現場確認は実施しておらず、お電話やメール、資料でのやりとりの中で実施方法を勘案して参ります。
  • そして、それらの中から要領書や法案書を(弊社内で)作成し、それに応じて必要な人員、弊社では多くのケースでは臭気判定士を実施メンバーに入れますが、経験豊富な臭気判定士等のメンバー選定、および定点監視の為に設置するdeomoniや中継器の台数、それらに供給する電源の確保、さらには臭気調査を実施する日程の決定等を行って参ります。
  • 段取りが出来上がり、ご発注をいただけましたのち、スケジュールにそって現場へ訪問。いよいよデオモニを各所へ設置し、多地点の同時タイミングによる、臭気の変動モニタリングがスタートします。
  • 1日で終わるケースもあれば、1週間等の連続臭気測定を実施するケースもあり、必要に応じてのデータ採取後、それらを持ち帰って報告書に纏めます。
装置などの名称/分類
  • ビルなどで発生している悪臭の調査
  • 多地点で臭気が発生している際の、複数地点の同時による臭気変動調査
  • ニオイセンサーを複数台、複数地点に設置し、PCやタブレットでチェックする臭気測定
装置等の紹介
施工後状況
  • ニオイセンサーデオモニは数値の変動を確認できますが、臭気の質までは判別できない為、そこは弊社臭気判定士が官能評価も実施していきます。複数のポイントを同時にチェックできるこの臭気アセスメントについては、現在、多数のお引き合いを頂戴しております。
その他補足感想など
  • もともと、弊社ニオイセンサー「deomoni」は、日本の工場およびタイの工場にて、敷地境界線や排気口付近での、「工場の排気臭の見える化」や、連続臭気のモニタリングによる悪臭苦情対策、さらには、風向風速計を合わせて使用することによる、工場の排気臭気の飛散状況のチェックに数多く、納入されており、現時点でも複数案件が受注されているなど、最新鋭のニオイセンサーとして多くのお問い合わせを頂戴しております。
  • それが最近では、例えば「品質管理」で使ってみたいというご要望やご相談も多くなっておりますし、あるいは今回のブログでご説明させていただいたように、臭気調査や臭気アセスメントの一つの方法として、デオモニの特徴を生かした臭気調査方法も多数、ご依頼を頂戴しておる次第です。
  • deomoniは、無線でデータを飛ばします。しかも複数台のデータを1つのPCあるいはタブレット、場合によってはスマートフォン(アンドロイドのみ)で常時、チェックできます。もちろん見ていなくても、あとですべてのデータを確認できますので、例えば複数日数分をまとめてチェックする事ができます。複数地点に設置したdeomoniの、どのニオイセンサーが反応しているのか、あるいは反応していないのか、で、臭気の発生状況や発生個所が絞り込んでいけるのです。
  • 電源については、100Vを供給できればベストです。延長コード等で配線できれば問題ありません。短い期間であれば、モバイルバッテリーを用いた電源供給等も、弊社では実績がございますので、屋外とか地下とか、100V電源の供給が難しい場合でも、まずはご相談いただけましたら幸いです。
  • また、deomoniを設置して終了というわけではなく、ほとんどのケースでは、臭気調査の経験豊富な臭気判定士が現場へ参りまして、機械(ニオイセンサー)だけに頼ることなく、嗅覚による官能評価や、目視による経験値からのニオイチェックも実施していきます。
  • 建物での異臭発生や異臭発生源調査臭気調査や悪臭測定等でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
複数台のニオイセンサー「deomoni」
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オフィスビルで発生している原因不明の異臭の発生源調査


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種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2021年9月8日
対応先等
某オフィスビル
状況等
  • 某ビルにて、全く原因不明の悪臭発生が続いていました。
  • 原因不明のニオイではありますが、悪臭の種類としては下水や汚水のようなニオイとの事でした。また、そのニオイが発生してくるタイミングは不定期でしたが、発生する場所はある程度、決まったところということでした。
  • 当初、下水のような異臭だったので、水道工事業者さんや、衛生設備業者さんにチェックして貰ったとの事でしたが、全く原因がわからないまま、諦めモードとなっておられました。
  • しかし、執務フロアであり、そのエリア周辺のデスクをもつ職員さんは、いつその悪臭が発生してくるか不安で、仕事にも集中できないような状況でした。
  • そこで、いよいよインターネットで検索されたところ、弊社共生エアテクノを見つけていただき、幾度かのお電話でのお打合せにて、正式に臭気発生源調査をご依頼いただきました。
対応内容
  • まずは、弊社から、異臭調査の経験豊富な臭気判定士が2名、臭気対策コンサルタントが1名、臭気調査道具を携えて、現場へお伺いしました。
  • 現場では、細かく臭気発生状況をご説明いただいたのち、早速、現場調査に入りました。
  • 業務時間中での悪臭調査となった為、多少、いろいろな制限があり、初日はある程度、あたりをつけて、次回以降へ持越しとなりました。
  • 次のご訪問時には、いくつも立てた仮説の中から、建築設備図面と現場での目視による実際の状況、そして嗅覚によるニオイチェックをしつつ、発生源を追い込んでいきました。
  • 当初、壁面設置のエアコンからの異臭発生を最も疑っていたのですが、その仮説をトレースガスによって検証したところ、シロだと判明しました。
  • その為、次の仮説である、空調機関係を当たりましたが、そちらも問題なしと判明。これでだいぶ、仮説を潰していく事ができました。
  • さらにまた次の調査時には、仮説を検証。するといよいよ、トレースガスの反応も確認できました。最後は、上階の床面をはいつくばって全部チェックしていったところ、謎の未使用の配管が切りっぱなしのまま残されておりまして、そこから臭気が漏洩していると断定できました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
施工後状況
  • かなり苦戦しましたが、焦らずじっくりと、経験値の中からたくさんの仮説を立てて、それらをトレースガスやニオイセンサー、図面と現場の相違、嗅覚の感覚から潰していくことで、真実にたどり着くことが出来ました。改善後、悪臭発生はおさまったと聞いております。
その他補足感想など
  • オフィスビルでの悪臭発生や、不定期な異臭侵入などでは、臭気調査を実施させていただくことが簡単ではないケースも多々あります。
  • 本来であれば、その対象のテナント様がお休みのタイミングで異臭調査を実施させていただければいいのですが、意外とそのフロアとかその場所だけで、臭気発生源調査の場合は完結しないケースが圧倒的に多くあります。また、夜間などでは安全面の問題等もあり、土日祝や夜間のニオイアセスメントはお客様のご判断にて実施しております。
  • もちろん、執務中や稼働時間内に、極力、お客様の業務を妨げないように配慮しつつ、臭気調査に入らせていただくこともあります。その場合は、あらかじめニオイ調査の専門家が入るので、いろいろと作業があることを必ずお伝えいただいております。
  • さらに本件もそうですが、異臭の質が、汚水とか下水、雑排水のような、いわゆる硫黄化合物系臭気の場合は、水回りから配管関係を必ず調査しますので、トイレや空調機械室、屋上や地下、さらには汚水槽や雑排水槽まで、全くニオイの発生個所ではないのに、入らせていただく可能性が高くございます。
  • 本件でも、天井裏の確認時は、脚立をたてさせていただき、天井の点検口をあけての作業となりましたし、床下を確認する際には、タイルカーペットを一つずつはがしていき、さらにはOAフロアも一部、外させていただきました。
  • トレースガスという、疑似臭気を発生させてニオイの漏洩箇所を追跡する作業では、トイレやキッチンといった水回りを使わせていただくことになりますので、時間帯などもお客様との調整が必要となります。
  • それでも、悪臭が漂うオフィスビルを少しでもはやく改善したいという思いは、お客様も弊社も同じですから、弊社では極力、日程を調整して臭気調査を実施させていただいております。
  • オフィスビルや建物、マンションや家庭、飲食店やホテル等、臭気対策に関することでしたら、弊社共生エアテクノまでご相談下さい。
臭気の漏洩元
トレースガスによる臭気調査
  

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