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タイの工場に設置済みの脱臭装置についての追加・改善等


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種別

脱臭システムの追加・改善

担当(著者)
臭気対策コンサルタント
提出日付
2024年6月22日
概要
タイの工場に設置済みの脱臭装置についての追加・改善等
状況・条件等
  • 約10年ほど前に、タイの某工業団地にある、日本のタイ現地法人の工場様から、臭気対策についてのご依頼を頂戴しました。
  • そこでは、自動車関連の製造が実施されていて、その製造過程において発生する臭気を排気するときに、排気臭が近隣に拡散し、近隣住民様からの臭気苦情が発生していた状態でした。
  • タイでは、日本の悪臭防止法のような規制がされつつある状態だったことと、工業団地から脱臭対策の指示があったこともあり、タイローカルの脱臭業者ではなかなか解決にも至らず、弊社共生エアテクノにご相談を頂戴しました。
  • 当時から現在に到るまで(コロナの2年間を除いて)、弊社では、臭気判定士や技術責任者が、定期的にタイへ出張し、バンコクを拠点に、各工業団地へ出向いて、タイの工場の脱臭対策臭気測定を実施させていただいております。
  • 本件でも、タイの工場様と諸々、お打ち合わせの上、脱臭装置としてのハイブリッドスクラバー(デオミストに近いタイプ)を導入させていただきました。
施策・対応内容
  • そして、その後も消臭剤デオドプロのご提供などもさせていただいたり、臭気測定なども臭気判定士によって対応させていただいておりましたが、このほど、追加でまた、臭気対策ご相談を頂戴しました。
  • 排気臭について、希釈空気を導入することで、排気ボリュームが大きくなり、拡散度も高くなる・・という謎の理由から、排気の量を絞るような指示があったりと、タイの環境省や工業省でも、いろいろと試行錯誤しているようです。
  • 弊社では、スクラバー(噴霧システムに近い)を通過したあとに、仕上げとして活性炭を通過させることをご提案し、タイの工場のお客様ともミーティングをさせていただいた上で、その方向で実施することと致しました。
  • 本当は、弊社の「デオモイスト」という、湿度に強い活性炭様式の脱臭素材を使用する予定でしたが、海外への輸出が難しいため、デオキーパーの一部分を活用するような脱臭装置を追加にて設置することで正式にご依頼をいただきました。
  • 先日、設置工事を実施のために、タイの現地工場へ参りました。一部、改良すべき点などもありましたが、とにかく設置をし、設置後の臭気測定を、日本およびタイの臭気判定士にて実施させていただくところまで対応することができました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 活性炭を用いた脱臭オプションを設置したあと、原臭の臭気濃度としては1,600~3,000ほどと、前回同様か高い状況でしたが、出口側の臭気濃度としては、200~320程度ということでした。あとは追加の補修工事と定期的なメンテナンスでの運用にて対応可能と考えております。
その他補足感想など
     
臭気調査
脱臭装置設置
脱臭装置
脱臭装置設置
    

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タイの工場の消臭剤噴霧システム


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2023年6月16日
対応先等
タイの工場の脱臭装置
概要
タイの工場の消臭剤噴霧システム
状況等
対応内容
  • 弊社が申し上げるのもあれですが、脱臭装置や消臭設備というのは、生産性のあるものではございません。
  • それでも、消臭や脱臭、あるいはニオイ測定器の必要性があるというのは、タイにおいてはタイの悪臭防止法条例が制定されつつあったり、タイの各工業団地ごとに定められている臭気の規制などによって、それぞれの工場からの排気される臭気への対策は必須となります。
  • 特に、日本の工場のタイ現地法人におかれましては、コンプライアンスを含めて、しっかりとした臭気対策が求められるケースもあるかと思います。
  • 弊社では、タイ現地の代理店とともに、まずは臭気測定からお引き受けすることが可能です。
  • 具体的には、日本の臭気判定士と、タイの臭気判定士にて、悪臭防止法に則った測定方法にて、臭気濃度を算出して参ります。
  • そして、その臭気が、規制値に沿ってどうなのかを把握した上で、臭気の拡散シミュレーションも実施しつつ、消臭対策を講じていくこともお引き受けしております。
  • 最も簡易的かつコスパが良いのが、消臭剤を排気ダクト内でスプレー噴霧するシステムです。
  • もちろんそれも、定期的なメンテナンスが必要となります。
  • 弊社では、タイの工場でも臭気測定からアフターメンテナンスまで対応しております。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 先日も、デオミスト(消臭剤を接触boxにて臭気と接触させて消臭するシステム)のメンテナンスであったり、ニオイセンサーdeomoniの保守点検をご依頼いただき、弊社のタイ現地の代理店にて対応させていただきました。
その他補足感想など
  • 現在、タイの工場においては、工場の業種ごとに、順次、臭気規制が定められつつあると聞いております。これは、タイの工業省および環境省といったあたりが管轄して、進められているようです。
  • 臭気の規制については、日本における悪臭防止法を参考例としているようで、例えば、タイの悪臭防止法における基準値は、臭気濃度臭気指数)と同じ方法となっております。
  • すなわち、三点比較式臭袋法ということになっておりまして、弊社のタイ現地代理店では、タイの悪臭防止法に定められているタイの臭気判定士も複数名、常駐しておりますし、嗅覚測定法においても、日本の臭気判定士が常にともに現場対応をCO-WORKすることによって、日本基準レベルでの臭気測定を実施することを可能としております。
  • また、脱臭設備各種や、ニオイ監視システムなどの導入についても、商流としてはタイの現地法人をもつ代理店を通じております。もちろん、タイ人スタッフも多数、常駐しておりますので、日本の商慣習およびタイの商慣習の両方にて、日本人は日本人にて、タイ人はタイ人によるコミュニケーションが可能となっております。
  • その他、しばしばいただくご質問の1つとしては、アフターメンテナンスはどうなっていますか?というような不安も頂戴します。
  • 弊社では、タイに現地法人をもつ代理店とパートナーシップを締結しておりまして、タイ人の臭気判定士複数名をはじめ、技術スタッフ、営業スタッフに、トレーニングを常に実施していることで、弊社共生エアテクノと同じようなレベルにて、臭気対策全般に対応できるようにしております。
  • もちろん、弊社臭気判定士や技術責任者が定期的にタイへ出張しまして、弊社としても直接、タイの工場の臭気対策を行っております。
  • タイの工場の臭気対策でしたら、弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせ下さい。
臭気測定からアフターメンテナンス
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