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建物の臭気アセスメント(オフィスビルにおける汚水・下水臭)



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種別

建物の臭気アセスメント

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2022年9月7日
対応先等
某オフィスビル
概要
異臭の発生源調査(オフィスビルにおける汚水・下水臭)
状況等
  • 某オフィスビルにて、入居しているテナント様より、異臭についての問題がオーナー様に指摘されておりました。
  • オーナー様として確認したところによると、ニオイの質としては汚水や下水、雑排水のような悪臭であり、強さとしては、max時には不快感がかなり高いとのことでした。
  • 問題は、異臭の発生頻度です。常時、臭気が発生しているわけではなく、不定期に1日数回、突発的に強く発生したり、あるいは1日中、なかったりするとのことでした。
  • 「今、ニオイが発生しているからきて下さい」という一報をテナント様から受けて、オーナー様や建築業者さん、設備業者さんが駆けつけても、そのタイムラグから臭気は薄まってしまったり、弱まってしまったりで、肝心の異臭が確認できないままでした。
  • テナント様としては、来店されるお客様の接客に影響が出るのも困るし、従業員様の作業環境としてはよろしくないということで、この異臭問題の早期解決を望んでおられました。
  • そこでオーナー様が弊社をネット検索でみつけて、お問い合わせいただきました。
対応内容
  • まずは弊社の中でも、建物の臭気調査異臭発生源調査に詳しい臭気判定士が、お電話とメールベースでやりとりさせていただきました。
  • おおよその内容を把握し、作業にかかるお見積書をご提出すると「明日にでも調査に入って欲しい」とのことで、最短日程にて、臭気判定士2名を確保して、臭気アセスメントを実施しました。
  • 本来、このような臭気調査の場合は、テナント様がお休みの日を選ぶのですが、超急ぎということで、テナント様の全面協力のもと、平日の実施となりました。
  • ニオイの質はわかっているので、まずは嗅覚でニオイを追いかけます。今はニオイがなくとも、残存している臭気や、わずかに発生している箇所があるはずだからです。
  • その後、設備衛生配管図をもとに、視覚で確認できるすべての床下や壁裏、天井裏の配管を追っていきます。おかしなところがあれば都度、チェックしていきます。
  • スモークテスターを用いた気流確認と、ニオイセンサーによる臭気強度マッピング。このあたりでほぼ、異臭発生源の仮説は出そろいました。
  • トレースガスを流し込み、漏洩調査を実施。そこからセンサーやファイバースコープなども用いてできるだけ、追い込んでいきました。
  • そして追い詰めた先に、謎の配管に繋がる口があることが判明しました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • その場では対応ができない構造だったため、報告書に本件をまとめて、そこの閉塞処理対応は建築業者さんと設備業者さんにお任せしました。オーナー様からは「確かに穴があって、そこを埋めたら臭気苦情もおさまったよ」と嬉しいご報告を頂戴し、臭気調査は完了しました。
その他補足感想など
  • オフィスビルや宿泊施設、飲食店など、多数の人が来店したり、働いたり、宿泊したり、飲食したりする空間においては、やはり快適な空気環境でありたいものです。
  • そこでもし、何かしらの異臭であったり、明らかに不快感の高い悪臭であったりと、そこには必要のない臭気が存在している場合は、マイナス面が大きくなるケースがあります。
  • 飲食店では、「こんな下水道みたいなクサイ中で、ご飯を食べられない」とお客様が怒ってお帰りになってしまうケースもしばしばお聞きします。
  • 宿泊施設では、「この部屋で原因不明の悪臭がしばしば発生して、お客様からニオイの苦情となり、口コミサイトや評判などでも悪く書かれてしまうので、部屋の貸出しを止めています。お休みの日や、連休などでは、1泊あたりのコスト分が機会ロスとなってしまうので早急に改善したいです」という悲痛の思いで、臭気環境改善に頑張っておられます。
  • そのような中でも、特に多い臭気のお問い合わせが、「汚水や下水、雑排水といった、硫黄化合物系臭気」の発生による臭気調査のご相談やご依頼です。
  • 一般のご家庭における、排水口のクサい悪臭をイメージしていただき、あれをせき込むくらい強くしたものが、商業施設やビルなどでは発生します。
  • そしてそれが、何かしらの原因によって、フロア内や建物内に侵入してしまうと、臭気苦情に繋がる可能性が高くなってしまうのです。
  • 悪臭発生の原因は本当にさまざまですが、多くのケースでは、不定期に発生しており、そして発生すると強いニオイであり、それがある程度でなくなってしまう・・というポルターガイスト現象のような特徴をもっております。
  • しかし、悪臭には必ず発生源があります。弊社では約20年にわたる臭気調査の経験値とノウハウから、臭気調査を実施し、悪臭発生源を突き止めて参りました。
  • 原因不明の悪臭調査や、臭気調査等でしたら、弊社共生エアテクノまでどうぞ。
 
ニオイセンサーによる臭気調査
ニオイセンサーによる臭気調査
    

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火災後の脱臭作業と臭気アセスメント


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種別

臭気アセスメントと脱臭作業

担当(著者)
臭気判定士 第二種電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2021年2月17日
対応先
某マンション(火災現場)
概要
臭気のマッピングからの脱臭作業>
対応前の状況
  • 某マンションにて火災が発生してしまった。
  • 火元となってしまった住戸は完全にスケルトンにして煤除去作業と焼き焦げ臭の脱臭作業を行う事となった。
  • 同時に、隣接住戸へも火災臭がまわっており、住民から管理会社等に、臭気の確認や安全面の確認、そして必要に応じての脱臭作業や改修工事の依頼があった。
  • 管理会社では、クリーニング業者等に下見を依頼し、脱臭作業の見積や提案があったようだが、住民様がその内容に納得できず、いろいろとインターネット等でも探していく中で、臭気を専門とする弊社共生エアテクノを見つけていただいた。
  • 早速、弊社臭気判定士が現地へお伺いし、火元住戸の現地調査と、隣戸についてのアセスメントからのマッピングと脱臭等についてご説明させていただいた。
対応内容
  • まずは火事後のスス臭対策に熟練した臭気判定士による、臭気アセスメントを実施。
  • それによって、各部位の臭気をマッピングする事が出来るため、それに応じたそれぞれの対策を立案。
  • 場所によってはそのままで問題ない。場所によっては脱臭作業を念のために実施する。場所によっては内装を外し、スス除去と脱臭作業をしたあとに復旧する。また気になる部分についてはダイオキシン分析を実施する、といったような臭気アセスメント結果となった。
  • 住民様からは、大変納得できる・・と信頼いただくことができ、管理会社様からも「その通りにしっかり進めて貰いたい」と、火元となった住戸のすす除去及びスス臭気の脱臭作業とともに、近隣住戸のアセスメントと対策立案を順次、実施していった。
  • 臭気アセスメントは、経験値のある臭気判定士が2名にて実施。ダイオキシン測定は弊社の委託先第三者機関に依頼。スス除去作業と脱臭作業弊社と協力会社にて実施。そして最後の臭気測定は、弊社臭気判定士とお客様にて実施した。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況
  • 各住戸のお客様、及び管理会社様等も一緒になって、一連のすべての作業が実施終了後に、弊社臭気判定士とともに臭気測定を実施した。「スス臭や焼き焦げ臭等は一切なくなっている」と全員が確認でき、納得の検収を頂戴する事ができた。
その他補足感想など
  • 今回の現場をはじめ、弊社にご相談いただく火災や火事のあとの臭気対策のご相談では、意外と事前に、他の業者様、特にクリーニング業や清掃業を専門とされている会社さんにご相談をされたあとに、弊社にご相談いただくケースもしばしばある。
  • その場合の特徴としては、弊社臭気対策を専門にしているという点に着目して、その部分にメリットというか特徴を感じていただき、お問い合わせを頂戴するケースが多い。
  • 最初、例えばざっくり概算などをお話すると、「え?そんなに高いのですか?」と驚かれるケースもある。しかし作業内容や進めていく方向性、そして内容が複雑であったり、お施主様がしっかりした内容を求めておられるケースなどでは、「なるほど」と、その内容面についてご納得いただけるケースがほとんどである。
  • それによって、弊社にご依頼いただくケースもあれば、「今回はそこまで必要ないので・・」と他にご依頼されるケースもある。これらは当然、いろいろな選択肢の中からその状況や目的にあった方法をセレクトいただく事になる。
  • 弊社としては、まずは経験値豊富な臭気判定士や、臭気対策コンサルタントによる、現地調査からのご提案、そして臭気の確認や測定、調査を含めたビフォアー、アフターの臭気チェックを実施するところから始まる。
  • そして、臭気アセスメントにより、そもそも脱臭が必要なのかどうか、から、しっかりした脱臭作業が必要なのか、まで、お客様のご要望に応じて、マッピングする事も実施している。もちろんそのような必要がなく、すぐに脱臭して欲しいというケースでも対応している。
  • 不幸に火事や火災が発生してしまい、それらの臭気対策全般や対策のご相談から、スス除去作業や脱臭作業のご相談やご依頼、焼き焦げ臭気の臭気測定やダイオキシン測定等、臭気に関するご相談でしたら、弊社共生エアテクノまでご一報下さい。
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