工事種別
漏水後の臭気確認
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2018年8月8日
施工先
某マンションの室内
施工概要
マンション室内の臭気調査(カビや下水等の臭気チェック)
施工前状況
施策内容
- 臭気調査や臭気測定の専門会社をいろいろリサーチし、機器分析やガス成分調査等もあったが、今回のケースでは、複合臭としての残存臭気等を判定したいとの事であった。
- 弊社にお問い合わせいただいたときに、弊社が出来る対応や調査内容を詳細にご説明申し上げて、お見積書もご提出させていただいた。現地調査や下見は実施していない。
- 結論として、今回のニーズに最も合致する臭気調査内容であるとご判断いただき、弊社にご依頼を頂戴した。
- 臭気判定士2名にて現場へ訪問し、最も臭気を感じやすい条件を整えていただいた段階で臭気測定を実施させていただいた。
- 基本的には、現場経験豊富で嗅ぎ分けや識別能力が鍛えられる臭気判定士の嗅覚による官能評価を主とし、臭気センサーを副として臭気判定を行っていった。
- 壁や床等までくまなく嗅ぎまわり、また、一部、下水臭や雑排水臭がする原因も指摘しながら調査を進めていき、ほぼ、スケジュール通りに臭気調査を終了した。
装置の紹介(概要)
- 6段階臭気強度表示法を中心とした臭気マッピングと臭気調査
- 残存臭気の有無の判定
- 臭気測定器による臭気強度調査
施工後の状況
- 臭気判定士2名の嗅覚による官能評価では、6段階臭気強度表示法で、ターゲットとなる臭気に関しては2未満(認知閾値に達せず)であった為、問題なしと判定した。一部、気になる臭気の質は原因まで特定し報告した。その後、特に問題なくお住まいになられていると聞いている。
その他補足感想など
- ニオイというものは、目に見えない。また、ニオイの感じ方は千差万別、十人十色である。
- また、一度気になってしまったニオイに関しては、嗅覚閾値が鋭敏になるのではないかと思われるほど、僅かなニオイでも感じ取ってしまうケースも、現場レベルの経験として、弊社は有している。(エビデンスがない為、あくまで経験値としてである事をご理解いただきたい)
- しっかり対応をしたという施工者側や管理側では、完全にニオイを含めて問題なくなっているのだが、一度そこで臭気トラブルにあってしまった住民側等では、どれだけやってもらっても不安感が残ってしまったり、対応が遅かったりすれば不信感にも繋がってしまいかねない。
- そんな時に、弊社のような中立な第三者機関が、本当に臭気がなくなっているのか、はたまたまだ臭気としては感じられるのか、あるいは対象となっている臭気とは違う質が存在しているのか、等を臭気判定していくというのは、大変責任のある役割であり、やりがいを感じる業務である。
- しかし、目に見えないからこそ、誰かがそれに物差しを当ててあげなければならないし、何かしらの目に見える形であらわしてあげなければならない。
- 現状、それを出来る資格はない(臭気判定士は本来、その役割は権限として国家資格にはない)が、臭気調査や臭気測定の経験は豊富であり、臭気対策専門業者として、また、臭気コンサルタントとして、臭気にかかわる仕事を多くさせていただいている弊社が、その役目を担っていかなければならない事は、毎度痛感する次第である。
- 臭気調査や臭気測定、臭気判定に関する事はもちろん、臭気対策に関する事でしたら、工場や病院、飲食店やホテルから一般のご家庭まで、まずは弊社共生エアテクノまでご相談下さい。
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