食品調味料製造工場の臭気対策(アルコール臭気対策)


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担当(著者)
臭気判定士・2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2016年3月2日
施工先
食品工場様/食品調味料製造工場様
施工概要
某食品工場様にて、食品の調味料を製造する過程で多量のアルコールを排気されていた。
その際、アルコール等が原因で、工場の壁面に黒カビが発生。その洗浄や再塗装等でメンテナンスコストがかかる為、アルコール濃度の低減対策を実施した。
施工前状況
臭気判定士がまず、現場確認を行った。
官能評価から、対象臭気は「アルコールを含む発酵調味料の複合臭気」と確認できた。
表現すると、「甘ったるい糖のような強い臭気」であった。
単純にアルコールだけではなかった為、事前に脱臭デモテストを実施した。
排気ラインから実際の排気臭気を一部アルミダクトでデモ機へ引っ張り、脱臭装置の実機を見据えたデモ機にて検証を行った。
結果的に、アルコールの除去効率が90%だった為、実機提案と設計を行った。
施策内容
実機としての脱臭装置は、ハイブリッドスクラバー脱臭装置のtypeF型とした。
排気ラインが2系統あり、稼働も同時であったり別々である事から、希釈口を設ける事で、1系統の排気単独での対策と、2系統同時稼働の場合の対策と、フレキシブルに対応できる設計とした。
また、チャンバーボックスを設計する事で、整流させてからスクラバーへ導入させるようにした為、安定的な除去効率を発揮できるようになった。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
  • ハイブリッドスクラバーtypeFは、フラッシング機構により、合理的な気液接触を行う。よって、高い除塵効果と脱臭効果を発揮する。また、消臭剤噴霧装置を追加する事で、さらに複合臭気の脱臭対策も可能となっている。
施工後状況
希釈設計+チャンバーボックス後に、ハイブリッドスクラバーtypeF型の脱臭システムにて、アルコール濃度40,000ppmを、アルコール濃度1,500ppmまで除去する事に成功した。
除去効率は92.5%となり、設計条件通りの効果を発揮する事が出来た。
その他補足感想など
  • 上述したように、単純なアルコール濃度の低減だけではなく発酵調味料等の臭気もあった。
  • 将来的に、その複合臭気の排気臭対策も必要とする可能性もあった。
  • よって、チャンバーボックスに消臭剤噴霧装置を追加導入できる設計とした。
  • ちなみに臭気濃度(臭気指数)も、事前の脱臭デモテストでは90%以上の効果を発揮している。
  • 現状では、井戸水を使用したスクラバーでありランニングコストも抑えられている。
  • 本脱臭装置は、お客様が環境保全運動の事例として紹介されたくらい高い満足度を頂戴出来た。
工場の壁面に黒カビが発生
工場の壁面に黒カビが発生
排気臭気を一部アルミダクトでデモ機へ
排気臭気を一部アルミダクトでデモ機へ
デモ機にて検証
デモ機にて検証
排気ラインが2系統
排気ラインが2系統
フレキシブルに対応できる設計
フレキシブルに対応できる設計
ハイブリッドスクラバーtypeF型
ハイブリッドスクラバーtypeF型

今回は食品工場アルコール臭気対策についてお伝えしました。
このほか、工場の臭気で臭いでお困りの場合は共生エアテクノまでお気軽にお問合せください。

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