臭気調査」カテゴリーアーカイブ

マンション・住居・商業施設・工場など、幅広い分野のニオイの調査・測定・対策を実施しています。

脱臭装置を見据えた現場でのフィールド脱臭テスト

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工事種別

脱臭装置を見据えた現場でのフィールド脱臭テスト

担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士 山田大介
提出日付
2017年8月2日
施工先
タイの某工場
施工概要
バンコクから遠方にある工場の近隣住民への臭気対策
施工前状況
  • タイの某製造工場様にて、いろいろな脱臭対策を講じてきたが、思うように結果が出ていない。
  • この工場様が属されている業界全体に、タイ工業省が臭気規制を設ける可能性も出てきた。
  • 同時にこの工場様は日本の工場のタイ現地法人でもあり、日本本社の指導により、臭気対策を独自で行ってきていて、特に近隣住民様への配慮を最優先されている。
  • しっかりした脱臭技術をもち、タイでの対応もすぐに可能であり、日本やタイでの脱臭実績のある企業を探しておられる中で、弊社のタイ代理店にお問い合わせいただいたようである。
  • すぐに脱臭テストを実施していただきたいとの要請を受け、実施となった。
施策内容
  • バンコクから車で行ける距離ではない為、事前に脱臭デモテスト道具を確認し、輸送トラックにて機材一式は陸送する方法とした。
  • メンバーは、日本から弊社の臭気判定士2名、技術責任者1名、タイの臭気判定士(タイ人スタッフ)2名とゼネラルマネジャー1名の合計6名体制で現場へ乗り込んだ。
  • 炎天下の中、打ち合わせから現場確認を経て、脱臭デモテスト装置を設置した。今回は消臭剤噴霧システムにてデモテストを実施した。
  • 消臭剤としては、弊社の取扱いがいろいろある中で、この工場の臭気に最も合致している、酸化機能水(共生エアテクノ製)を用いた。
  • 複数パターンで実機を見据えながら酸化機能水消臭剤によるダクトスプレーシステムテストを実施した。
  • 臭気採取後、いったんお昼休みとシャワータイムを経て、嗅覚と心身をリフレッシュしたのち、三点比較式臭袋法による臭気測定を実施した。
  • 臭気測定は、タイ人臭気判定士がオペレーターをつとめ、日本の臭気判定士と、現地工場のタイ人従業員女性スタッフを混在させた6名パネルにて実施した。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
施工後状況
  • 臭気濃度40,000(臭気指数46)→脱臭後→臭気濃度5,000(臭気指数37) 脱臭効率87.5%
  • 他、何パターンかについても、同等レベルの脱臭効率を発揮する事が出来た。
  • 本データをもって、実機のご提案の検討に移っていく。
その他補足感想など
  • タイの比較的遠方での脱臭デモテストであったが、弊社タイ代理店さんの段取りがよく、また、お客様が大変しっかりとした協力体制を敷いていただいたため、順調に予定通り、一連の脱臭デモテストを実施する事が出来た。
  • 臭気の変動が大きく、またどのような規制が敷かれていくのか不明ではあるが、近隣住民様への配慮を最優先に取り組まれておられる姿勢には、弊社としても大変共感できるし、何としてでもその真摯な姿勢に微力でも全力を尽くして、脱臭専門会社としてお手伝いしたいと、参加したメンバー全員で強く認識した。
  • 結果として、脱臭効率が90%近く算出され、嗅覚による官能評価でも誰が嗅いでもはっきりとわかる脱臭効果を叩き出す事が出来た。
  • この結果を基に、弊社の技術責任者が、脱臭装置の実機提案をさせていただくべく、設計勘案に入っていく。諸条件があり、簡単ではないが、少しでもお客様のゴールに近づけるようなご提案をしていく所存である。
  • タイの工場様では、臭気に対する規制は厳しくなったり新たに設けられる事も増えてくるようであり、続々と臭気対策についてのお問い合わせを頂戴している。
  • また、臭気監視装置「deomoni」に対するお問い合わせも数多く頂戴しており、まずは臭気を監視したり、可視化するという取り組みにも多くの興味を持っていただいているようである。
  • 弊社では、タイの代理店さんとともに、タイの工場の臭気対策にも取り組んでおります。タイの工場の臭気対策のご相談でも、まずは弊社までお問い合わせ下さい。
脱臭デモテスト装置設置
脱臭デモテスト装置設置
脱臭デモテスト装置
脱臭デモテスト装置
臭気測定作業
臭気測定作業
臭気測定作業
臭気測定作業

今回は、脱臭装置を見据えた現場でのフィールド脱臭テストについてお伝えしました。

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商品における臭気の判定業務

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工事種別

臭気の判定

担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士 松林宏治
提出日付
2017年7月23日
施工先
商品における臭気の判定業務
施工概要
某業界にて、通常の場合と特別な場合での、商品の仕上がりや店舗内の臭気の測定。
施工前状況
  • ある業界に属する会社さんが、普通とは違う方法の工程にて差別化を検討した。
  • 特別な方法にて、臭気という点でも差を感じられたのでそれを判定してみたい。
  • しかし自分たちが「これは違うね」と言っても説得力がなく、ユーザー様向けにもわかるように、第三者による臭気測定を実施し、ブランディングとして打ち出したいとの事であった。
  • 同時に、店舗内もその方法にて、他店とは差別化できるはずであるとの事であった。
  • ブランディングを実施する会社経由にてお引き合いを頂戴し、仕上がり商品の臭気判定と、店舗の臭気調査を弊社にご依頼いただいた。
施策内容
  • まずは店舗の調査を実施した。臭気判定士2名及び臭気対策コンサルタント1名の合計3名にて店舗の確認を実施。臭気判定士の嗅覚による官能評価として、6段階臭気強度表示法と、9段階快・不快度表示法及び、臭気測定機を用いた。
  • 特殊な方法を実施している店舗と、通常オペレーションの店舗をそれぞれ訪問し、臭気調査を実施した上で、比較を行った。
  • 次に、仕上がり商品の臭気測定を実施させていただくべく、通常のやり方と特別なやり方での仕上がり商品を用意していただいた。
  • 弊社の臭気判定士による嗅覚による評価と、臭気センサーによる評価はもちろんだが、メインの評価としては三点比較式臭袋法を用いた。
  • 公平性を期すために、盲検法を取り入れる事とし、どの検体がどの方法で仕上げたを、弊社メンバーにはわからないようにした。
  • 前日の午後に梱包していただき、検査当日の午前中着にて送っていただいた。そのまま到着後すぐ、弊社メンバーにより臭気の測定業務を行った。
  • 後日、店舗及び商品の臭気測定結果をご報告書に纏めてご提出し、一連の臭気調査業務は検収となった。
装置などの名称・分類
  • 商品や店舗の臭気測定
  • 臭気判定士による臭気の測定
  • 臭気測定装置や嗅覚法による臭気の比較調査
装置の紹介(概要)
施工後状況
  • 盲検法の測定結果としても、先方が通常の方法及び特別な方法での仕上がり状況において、臭気の差が認められたため、お客様がそれらも含めて小冊子にまとめて、差別化やブランディングを訴求したところ、前年同月比の売上が162%もアップしたと嬉しいご連絡を頂戴した。
その他補足感想など
  • 臭気は目に見えない上に、ニオイの感じ方としても十人十色であり、臭気を評価するというのは大変困難な事と言える。
  • また、良い匂いも悪い臭いも、「ニオイの記憶」と結びつきやすく、それだけニオイは企業や一般個人のイメージとして脳に刻まれやすいとも言える。
  • これをブランディングに活用する企業も増えてきているようで、ニオイ=嗅覚もそんなブランディングの一つのトリガーとして取り入れていく試みも増えてきているようだ。
  • 視覚、聴覚、味覚、触覚などはブランディングツールとしてわかりやすいが、嗅覚はまだまだ未知の領域のようだ。
  • 近年、この事例のような「臭気の比較」であったり「臭気の測定」、あるいは「臭気の判定」といった内容のご相談やご依頼も、本当に増えてきている。
  • 弊社では、純粋な臭気測定機関ではなく、現場経験豊富な臭気判定士たちによる、提案型の臭気測定を、このようなご相談をいただいたケースでは対応するように心がけている。
  • 今までやった事のないケースばかりであり、第三者として臭気をジャッジしていくのは簡単ではない。
  • それでも誰かがやらなければならない以上、必要とされる限りは弊社としては鋭意、対応していきたいと考えている。
  • 物や人、品質や空間等、いろいろな臭気の比較や評価、判定や測定をご検討の企業様は、一度弊社にもご相談してみて下さい。
採取した検体をチェック
採取した検体をチェック
三点比較式臭袋法
三点比較式臭袋法
臭気の測定
臭気の測定
検体を採取
検体を採取
店舗の臭気調査
店舗の臭気調査
仕上がり商品の臭気測定
仕上がり商品の臭気測定

今回は、商品における臭気の判定業務についてお伝えしました。

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不定期に発生するドブ系臭気の異臭調査

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工事種別

原因不明のドブのような臭気

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2017年6月22日
施工先
建物・既設・(築年数新しい)
施工概要
某施設内において不定期に発生するドブ系臭気の異臭調査
施策前状況
  • 某施設において、あるエリアを中心に、不定期に異臭が発生して困っていた。
  • 異臭は天井付近から床面に落ちてくるような感じがするとの事であった。
  • 雨の日の翌日にその悪臭が発生しやすいが、本当に不定期であるとの事。
  • 空調機の洗浄やフィルターの交換等を実施したが改善の見込みがない。
  • テレビで弊社の臭気調査が放映されていたのを見て、「こんな会社あったんだ!」と、すぐにお問い合わせをいただいた。
施策内容
  • 異臭調査に熟練した、臭気判定士2名にて、現場へお伺いした。
  • 異臭が発生するという現場にはりこみ、悪臭の発生を待った。
  • お客様からは「ドブのようなニオイ」と聞いていたが、それを感じ取る事は出来なかった。
  • 天井付近から落ちてくる感じがするとの聞き込みを基に、図面を慎重にチェックし、現場の目視での確認と照合していった。
  • 幾つか仮説を立てていく中で、その悪臭が不定期に発生している場所とは違う場所(機械室)にて、非常に弱くではあったが、ドブ系臭気を臭気判定士が嗅ぎ取った。
  • その場所を入念に、嗅覚及びスモークテスターでチェックしていくと、あきらかにドブ系臭気が侵入してきている発生源が見つかった。
  • 違う場所に侵入したドブ系臭気が、なぜ当該箇所に入ってくるのかを、トレースガスを使って調査したところ、反応をはっきりと確認出来た。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
  • Zero Odor Serviceより「クサイに挑むプロフェッショナル」による異臭発生源調査
  • 不定期に室内にて発生する、悪臭(ドブ系臭気)の調査
  • 臭気調査
施工後状況
  • まずは、悪臭が発生している場所を仮閉塞した。
  • そのうえで様子を見ていただき、問題がなければ本閉塞作業を業者さんにお願いした。
  • 同時に、ドブ臭が侵入してくるルートを説明し、出来得る限りの対策も施した。
  • 仮閉塞の段階で、ドブ臭の侵入は完全に納まった為、本閉塞作業を実施後、ドブ臭問題は収束したと聞いている。
その他補足感想など
  • 本現場では、対象エリアでは一度も、ターゲットとしている悪臭を嗅ぐ事は出来なかった。
  • しかし、経験豊富な臭気判定士には、図面を入念にチェックし、現場を嗅ぎまわっていく事によって、明らかに発生場所は違うところだと仮説を立てた。
  • お客様からの証言「天井付近から漂ってくるような気がする」とか「雨の日の翌日が強いていえばニオイが発生しやすいような気がする」という内容も、臭気問題解決のヒントとなった。
  • そして、わずかに発生していたドブ系臭気を、しっかりと嗅ぎ逃さずキャッチできたことで、臭気調査は一気に展開していく事が出来た。
  • 本来、問題とはならない場所であり、設備構造的にも誰もが「ここは大丈夫、あり得ない」と口をそろえてスルーする部分であった。
  • しかし弊社の臭気調査では徹底的に「常識を疑え」を合言葉に、仮説を潰していく為、今回も仮説の一つしてあげていた部分で、ニオイを嗅ぎ逃さなかったのだと思う。
  • 異臭問題は、解決のパターンがあるようでない。現場の数だけ仮説があり答えがある。
  • 建物内で不定期に発生しているドブのような悪臭や、常時漂っている悪臭の、臭気発生源調査であれば、弊社まで一度、お問い合わせをいただきたい。
臭気判定士の嗅覚による臭気調査
臭気判定士の嗅覚による臭気調査
スモークテスターによる気流チェック
スモークテスターによる気流チェック
トレースガスによる悪臭侵入経路調査
トレースガスによる悪臭侵入経路調査
臭気侵入/発生源の確認
臭気侵入/発生源の確認

今回は、不定期に発生するドブ系臭気の異臭調査についてお伝えしました。
様々な「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

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