種別
汚水や雑排水のニオイの発生源調査
担当(著者)
臭気判定士 悪臭スナイパー 中丸晴樹
提出日付
2020年9月16日
対応先
某コンドミニアム
概要
不定期に発生するトイレ内の臭気発生原因の調査
対応前の状況
- 某コンドミニアムにて、そこを利用される宿泊客や利用客から、宿泊後や利用後の感想コメントにて、「清潔だった」「綺麗だった」といったようなポジティブなおほめコメントが多く寄せられていた。
- しかし一部、「ちょっとトイレのニオイが気になる時があった」とか、「たまにトイレ内で卵が腐ったようなニオイがあって気になった」といったような、トイレ内のニオイに対するコメントがあったようで、オーナー管理会社側では気になっておられた。
- 常時、ニオっているわけはなく、ルームクリーニングやチェックアウト時の清掃時では、スタッフさんたちで一度もそのようなニオイが気になることはないとのことであった。
- そのため、まったく悪臭苦情の発生源がわからず、かといって少数意見だから無視するわけにもいかず、いろいろ解決を勘案しておられる中で、弊社共生エアテクノをインターネットにて見つけていただき、お問い合わせいただいた。
対応内容
- 弊社では、臭気調査や悪臭発生源調査に詳しい専門チームに所属する臭気判定士が対応に当たり、ヒアリング等ののち、正式に臭気調査のご依頼を頂戴した。
- 異臭調査の当日は、ターゲットとなるニオイの質が、卵の腐ったようなニオイとか下水のようなニオイということと、ニオイの場所がトイレ内ということで、いつもの臭気調査の七つ道具に加えて、トレースガスセットも準備し、万全を期して臭気調査に乗り込んだ。
- 確かに当初は、ニオイは感じられなかった。弊社の臭気調査では、臭気の判定を一人では原則行わない。嗅覚の感じ方は人それぞれ十人十色なので、弊社では原則、臭気判定士および臭気対策コンサルタントらが2名以上にて調査に当たるケースが多い。
- 今回のケースでは、いろいろ確認したのち、エアーバランスが原因の可能性があると判断し、あえてニオイが出やすい状況を家の中で作ってみて、その仮説を検証してみた。
- その結果、トイレ内にあった小さなお手洗いの封水が強い負圧状態に負けて、そこから空気が逆流していることが判明した。
施工後の状況
- トイレにアンダーカットやガラリがなく、外部に面していないため、窓もないことが原因だった。
エアーバランスを整えてあげる(今回のケースではアンダーカットかガラリを設置する)ことと、念のため、配管接合部やトイレと床面をシールすることで、問題は解決となった。
その他補足感想など
- ニオイ問題を取り扱うケースでは、「不定期にニオイが発生する」という現場が少なくない。
- このようなケースでは、悪臭苦情を申し立てたり、コメントしたりする側と、それらの対策や対応をする側にて、ニオイを感じた、感じられない、ニオイがある、ニオイはない・・というすれ違いが、大変大きなストレスに繋がる可能性もあり、ひいてはそれが両社(両者)の不信感へと発展してしまいかねない。
- 今回の現場では、少数の臭気に関するご意見をスルーせず、しっかりと受け止めて、改善したいと臭気発生源をしっかり探っておられ、弊社としてはこのような素晴らしい対応のお手伝い、問題解決を実施することができて、大変光栄に思う。
- しかし、ニオイ問題を申し立てている側と、管理会社やオーナーさんらが、「今、ニオイがしている!」と言われて、急いで現場へ駆けつけると、「もうニオイはなくなっている」「一瞬だけで、ニオイは収まった」といったようなやりとりが何度も繰り返されるのが多くのケースである。
- そのような場合、おそらくはずっとそのようなやりとりが続き、長くなればなるほど、どんどん信頼関係が損なわれてしまう可能性が高い。「ほんとにニオイ問題を解決してくれる気があるのかな?」という思いに対して、「ほんとにニオイなんてあるのかな?」「クレーマーではないのかな?」といったようにである。
- ニオイ問題が発生してしまったら、はやめに、弊社のような臭気対策の専門業者に相談してみるのも良いと思います。工場でも病院でもマンションでも戸建てでもホテルでもオフィスビルでも、ニオイに関するご相談でしたら、弊社共生エアテクノまでどうぞ。
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