臭気測定システムdeomoni(デオモニ)について


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種別

工場の臭気アセスメントや環境管理(工場の臭気センサー

担当(著者)
臭気判定士 第2種電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2022年3月17日
対応先等
産業工場
状況等
現在、弊社ではたくさんの工場様から、24時間365日、工場の臭気をモニタリングできるシステムである、定点設置型のニオイセンサー「deomoni」について、ご発注いただいております。
  • 活性汚泥の工場様からの排気臭
  • 工場の排水処理システムからの腐敗臭
  • 製造過程から発生するVOC(揮発性有機化合物)臭
  • ゴミ処理工場の排気臭
  • 化学パルプや製紙工場からの排気臭
  • 養鶏場などからのアンモニア臭
  • タイにある日系工場の排気臭
など、ニオイセンサーdeomoniや中継機、風向風速計などのオプションなども含めて、deomoniの本体納入用のBOX製作や、出荷するdeomoniのセンサー調整などで、弊社の大阪ラボの一部は、ニオイ測定器に埋め尽くされております。
すでに一部は出荷がはじまりました。
対応内容
  • ほとんどの工場様では、自工場の排気臭の連続臭気モニタリングのために、敷地境界線の四方向を中心に、複数台のdeomoniを定点設置されます。
  • そして、工場の中央コントロール室や、制御室、あるいは事務室などに、deomoniの各データを無線方式で飛ばしてデータを集積するモニタリングパソコンを設置いただきます。
  • さらには、そのコントロールPCと、各デオモニを繋ぐために、無線の電波チェックも行ってまいります。
  • もちろん、そのまま無線がすべて飛ぶわけではないので、電波が届かなくなる場所や、少し弱くなる場所を中継ポイントとして電波の中継機を設置していく必要があるのです。
  • そして、臭気監視計の設置場所、中継機の設置場所、台数を決めて、そこからオプションの設置方法や場所、例えば風向風速計でしたらどこに設置するのか、などもお打ち合わせと現地確認で決めて参ります。
  • それらが整いましたら、弊社では出荷準備のために、大阪ラボにて収納BOXなどの製作、ニオイセンサーの調整などが実施されたうえ、出荷されていくのです。
装置などの名称/分類
対応後の状況等
その他補足感想など
  • ニオイセンサー「deomoni」を発売させていただいた当初は、弊社としては、弊社脱臭装置についてのオプションシステムとして考えておりました。
  • つまり、脱臭装置の効果検証のための臭気測定であったり、あるいは、消臭剤を噴霧するシステムについて、消臭剤のランニングコスト削減のための臭気監視と連動させたりという方法でのご提案でした。
  • もちろん、それらは十分、お客様のニーズに合致し、多くの工場の臭気チェックに寄与することができましたので、一つの目標は達成しました。
  • ところがありがたいことに、弊社が想定していなかった、「ニオイセンサー」として需要を大変多く頂戴することができたのです。
  • 本来、ニオイが問題であれば、その臭気を脱臭したり消臭したり、あるいは排気口を立ち上げたり位置を変更することで、臭気の拡散度合いを変えてあげなくてはなりません。
  • つまり、ニオイをいくらセンサーで測定をしても、当たり前ですが、そのニオイは変わることはなく、臭気センサーだけでは意味をなさないものなのです。
  • それでも、例えば工場の担当者様が、膨大な時間と手間をかけて、臭気測定を人力で実施されていたような場合、このdeomoniがあれば、無人のままで、オートマチックに、24時間365日、その場所のニオイをモニタリングし、データもエクセルデータにアウトプットすることもPC上ですべて対応できるのです。
  • 人間の嗅覚は、疲労していきます。当然、ニオイセンサーも経年劣化はしますが、弊社デオモニは空気の通し方や量に、脱臭屋ならではの工夫や仕掛けがあるので、かなりの高いレベルで、再現性も実現しております。(1年に1回の定期メンテナンスやセンサー素子の交換、消耗品の定期的交換をおすすめしております。)
  • もし、工場の排気臭に対する臭気センサーをご検討でしたら、日本の工場およびタイの工場でしたら、弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせ下さい。現在、半導体等の納期の影響で、deomoniの納品までの日数もお時間が要しておりますので予めご了承下さい。
 
deomoniのBOX
臭気センサー部
     

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工場の排気臭の臭気監視システム


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担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2022年3月7日
対応先等
某工場様(排気臭の臭気監視システム)
状況等
  • 某工場様において、生産工程から発生する臭気について、その臭気を排気されておりましたが、その臭気がどれくらいの強さであったり、変動があったりするのかが気になっておられました。
  • その工場様には、近隣に住民様の住宅やマンションもあり、悪臭苦情への発生ももちろん懸念されておりました。
  • そのため、環境対策への意識を高くもっておられる素晴らしい工場様であり、臭気対策についても悪臭防止法の遵守を中心として、しっかりと対策を講じておられました。
  • しかし、製造工程がいろいろとあり、それによって発生する臭気も変動することもあるようで、しっかりとした臭気の変動や臭気の強度の把握をしていく必要性を感じておられたようです。
  • 従来からある、ハンディタイプでのニオイ測定器では、1日に何度も、環境対策のご担当者様が、そのニオイセンサーをもって、排気口周辺でセンサー値を記録しなくてはならず、また、排気口で強い排気臭を測定しなくてはならないため、センサー素子の劣化なども課題となっているとの事でした。
  • そこで、臭い監視システムを有する弊社のdeomoniに興味をもったとのことでした。
対応内容
  • すでに、排気臭の対策として、脱臭装置を複数台、設置させていただいており、弊社としてもある程度、工場様の現状把握をできている状況でしたので、早速、弊社の担当させていただいている臭気判定士が対応に入らせていただきました。
  • 弊社ニオイセンサーdeomoniは、24時間365日、工場の排気臭をモニタリングすることができる臭気測定器となっており、日本の工場およびタイの工場にて、数多くの納入実績を有しております。
  • その多くは、敷地境界線でのニオイ監視を行っております。そして一部、ハンディタイプとしてご使用いただいておりますが、排気口でのニオイ連続測定では、今まで納入実績としてはありませんでした。
  • そこで、弊社としては、新しいオプションとして「排気口での臭気監視」を可能とするべく、開発チームが新たなるデオモニオプションを確立。工場での実際の排気臭を用いて、デモテストやトライアルも実施を繰り返しました。
  • その結果、臭気との反応もよく、持続性も確認できたので、ご発注をいただきました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 屋外用ケース。風向風速計。パトランプ連動。電光掲示板での表示。太陽光システムを用いたソーラーバッテリーシステム。モバイルバッテリー複数台を用いたシステム。ハンディタイプ。と続々とオプションが開発される中で、ついに排気口における排気監視ユニットも完成されました。
その他補足感想など
  • 弊社がメーカーとして開発した、臭いセンサー「deomoni」は、発売以来、日本の工場およびタイの工場にて、あっという間に100件をこえる納入実績をいただくことができました。
  • ニオイセンサーやハンディタイプの臭気測定器は従来より、たくさんあったのですが、敷地境界線に常設して、定点観測できるニオイセンサーはあまりありませんでした。
  • 弊社デオモニは、無線方式を採用したために、広大な工場の敷地境界線の東西南北といった箇所へ、配線工事の必要がなく(有線ではないので)、工場の排気口から拡散する臭気の24時間365日の連続臭気モニタリングを実現することができました。
  • このデオモニは、多くの工場様でご愛用いただくと同時に、工場の環境管理のご担当者様や、工場の臭気対策のご担当者様、そして工場関係者の皆様から、「こういうシステムを組めないかな?」とか、「こんなオプションがあったら即導入しますよ」とか、「電源の供給が難しいけど何か考えてくれないかな」といったご要望を日々、頂戴しまして、お客様のリクエストやご質問、ご要望やご希望とともに、どんどん進化しているのが特徴です。
  • いわば、少年漫画にあるような、ドラゴンボールであったり、ワンピースのような、成長の軌道を描いているのが、最大のスゴさであると、お客様に感謝しておる次第です。
  • しかも、多くのお客様は、上場企業であったり、誰もが名前を聞いたことのある大企業様。1つの工場に導入いただくと、「それいいね」と社内の勉強会やネットワークで広まりまして、他のグループの工場や、別拠点の工場でも導入をしていただいたり、日本とタイの全工場で臭気監視システムを導入いただいたりと、お役に立てるシーンが増えていっております。
  • そして今回の、「排気口での常時ニオイ監視」についても、やはりお客様からのお問い合わせがきっかけとなり、弊社と工場様と二人三脚にて、オプションの開発が進められて行きました。
  • 弊社の技術開発チームも、ラボで何度もテストを重ねまして、強い臭気を捕集する排気口における臭気センサーという難題をクリアしていきました。
  • 工場の排気臭や、排気口での臭気モニタリングや、24時間365日の臭気監視ニオイセンサーに関することでしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
デオモニイメージフロー デオモニ排気監視ユニット
     

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戸建て住宅における臭気アセスメント


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種別

一般家庭での異臭調査

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2022年2月25日
対応先等
一般家庭/戸建て住宅
状況等
  • 某ご家庭にて、不定期に原因不明の異臭が発生し、住民様が困っておられました。
  • 集合住宅ではなく、近隣住戸とは距離がそれなりに離れており、他の近隣住民さんに聴いても、特にそのような異臭問題は発生していないとの事でした。
  • 念のため、家を建築してくれた工務店さんなどにも確認をしたようですが、築年数もそれなりに経過しており、結局はよくわからないままとなってしまったようです。
  • さらに、住居に住まわれてる中でも、全員がニオイを感じるわけではなく、特に異臭や悪臭を感じないご家族もいらっしゃるとの事で、全く原因がわからない状態でした。
  • 常時、異臭が発生しているわけではなく、ときどきであるため、当初は我慢して過ごしておられました。
  • それでも健康被害等の可能性も懸念され、臭気調査について検索されたとの事でした。
対応内容
  • お問い合わせをいただき、弊社臭気調査異臭発生源調査に詳しい臭気判定士が応答。ヒアリングを電話にて実施致しました。
  • 内容を確認させていただき、臭気調査の内容や方法のご説明、それにかかる費用、お見積書をご提出の上、正式にご依頼をいただき、異臭調査の日取りを決定しました。
  • 当日は、臭気判定士2名にて現場へ訪問。おおよその内容は聞いておりましたが、あえて先入観のない状態で、ご家庭の中でニオイが発生しているというエリアを慎重に嗅いていきました。
  • 特に気になる異臭はなかったものの、いくつかのニオイで質が気になる部分があった為、一つずつ、一緒にニオイを嗅いでいただき、可能性を潰していく作業を行いました。
  • 経年劣化による配管の漏れ等も懸念されたので、念のため、トレースガスによる汚水臭の漏洩チェックを実施しましたが、問題ありませんでした。
  • 唯一、外部(庭)で、畜産系の悪臭を感じられまして、住民様もその臭気が気になっているニオイに近いということがわかった為、報告書に対応策を纏めさせていただきました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 不定期に近隣の畜産施設から飛散する悪臭が、家に空気を導入する給気口から侵入していたので、その給気口を閉塞し、違う方角から給気を導入する方法をご提案しました。いったん、閉塞して様子を見ていただくこととなりました。
その他補足感想など
  • 今回の現場では、お客様の中でもニオイが気になっておられる方と、全く気にならない方がいらっしゃって、どちらかというと気にならない方が多数でした。
  • そのため、ニオイが気になる方は「気のせいかな」といったような気持ちにもなりつつ、それでもやはり、変な臭気がどうしても気になってしまい、かなり悩んでおられたようです。
  • 相談する相手となるご家族が「気のせいじゃない?」ということで、家を建ててくれた建築業者さんなどにも相談したようですが、やはり「特に変なニオイは感じられないし、住宅の構造に特段、問題はありません」と安心せざるを得ない感覚になっていったそうです。
  • しかし、そのようなマインドにもっていっても、どうしても不定期に異臭が気になり、インターネットで検索したところ、臭気調査を専門で行っている業務のある、弊社を見つけていただき、お問い合わせをしてみたとの事でした。
  • これで弊社からも「問題なし」と言われれば、諦めるしかない、と思っておられたようですが、弊社臭気判定士は、外部から侵入してくる わずかな畜産系臭気を嗅ぎ取ることができましたし、それがお客様の感じておられる臭気の質と合致しました。
  • 築年数が経過した住居でしたので、他にもいろいろと気になるニオイはありましたが、弊社臭気判定士2名は、気になる臭気の質を全てマッピングしまして、お客様の鼻の官能と照合していく作業を行い、一つずつ、可能性を消していきました。
  • その後、臭気の侵入してくる口を閉塞したため、ニオイは気にならなくなったと聞いております。
  • 臭気調査異臭発生源調査、匂いアセスメントでしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
臭気判定士による臭気調査
トレースガス
ニオイセンサーPOLFA
     

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