投稿者「kanri-nishiyama」のアーカイブ

タイの工場における異臭漏洩調査

人気ブログランキングへ

担当(著者)
臭気対策コンサルタント タイ及び西日本担当 平山レオ
提出日付
2018年9月14日
施工先
タイの工業団地にある工場
施工概要
タイの工業団地にある工場にて発生している臭気の測定
施工前状況
  • タイの工業団地にある某製造工場にて、周辺から臭気苦情が発生していた。
  • 機材メーカーさんから弊社を紹介いただき、すぐに弊社のタイ代理店とともに工場へ赴いた。
  • 臭気のコンサルテーションを実施させていただき、まずは現状の把握を実施した。
  • ターゲットを決めたのち、脱臭を実施する為の、脱臭デモテストをタイの現地工場にて実際にフィールドテストとして実施した。
  • その後、何度もお打ち合わせののち、酸化機能水消臭剤スプレー噴霧ユニットを導入させていただいた。
  • その工場にて、異臭が不定期に漂うとの事で、臭気調査の実施も行った。
施策内容
  • 日本からは、臭気調査の経験豊富な臭気判定士1名と、工場の臭気対策に経験豊富な臭気対策コンサルタントの2名にて、タイ現地へ赴いた。
  • また、弊社のタイにおける代理店からは、タイ国の制定するタイの臭気判定士も同行していただき、4名にて工場の問題箇所周辺の臭気調査にあたった。
  • 当日は、対象臭気を測定できる臭気測定器も持参していた為、臭気測定器による臭気強度マッピングも実施する事が出来た。
  • 調査中、対象臭気が突然強くなったり、全く感じなかったりと、全くの不定期な臭気発生状況であった。
  • 1つの仮説は、風向きによるEAからのまわりこみと想定した。しかし仮説を潰していく過程で、臭気判定士の中ではその説は仮説の域を出ないままであった。
  • すべての仮説が却下となったので、あとは己の嗅覚のみを頼りに、そのまま現場及び周辺を嗅ぎまわり、臭気が発生した時にその臭気を追い詰めていく作業をひたすら実施した。
  • その結果、思わぬところに発生源がある事を突き止めた。
装置の紹介(概要)
施工後の状況
  • 全く想定されていなかった発生源が発覚したので、その経緯とルートを臭気測定メンバー全員で確認の上、その発生源をクローズしてしまう事にした。
    それにより臭気発生はゼロになった。
その他補足感想など
  • 日本の国家資格である臭気判定士を英語表記すると、「Olfactory Measurement Operator」となる。
  • 悪臭防止法という法律もあり、これらをもとに、タイでも工業団地や工場別に、タイ国における臭気測定方法を順次、法令化していると聞いている。
  • その証拠に、すでにタイ国でも、Odor Practice Certificationという事で臭気測定の為の資格(日本の臭気判定士と類似)があり、弊社のタイ代理店のタイ人スタッフは、その資格を有している数少ないタイの臭気判定士である。
  • 同時に、Equipment for odor investigation(臭気測定用冶具)も、日本における臭気測定道具一式が推奨されており、弊社はタイ国の工場における臭気調査や臭気測定、臭気のコンサルテーションも滞りなくお引き受けする事が出来る体制を整えている。
  • もちろん、臭気の測定だけではなく、実際の対策を見据えた脱臭デモテストや、デモテストから立案していく脱臭装置の設計や輸出、施工や設置後の臭気測定まで、さらにはアフターフォローを含めた一貫での臭気対策も、日本及びタイで対応できる体制を整えている。
  • タイの工場では、周辺住民との臭気苦情問題も多く、タイ人臭気判定士をその話し合いに立ち会わせ、専門家として第三者の立場における見解等でご協力する事も可能である。
  • 日本及びタイの工場における臭気対策であれば、トータルでも一部分でも、ご協力可能ですので、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

下記のバナーをクリックお願いいたします!
ブログランキングバナー人気ブログランキングへ

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/

 

オフィス棟のミーティングスペースの異臭

人気ブログランキングへ

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2018年9月5日
施工先
某施設 オフィス棟のミーティングスペース
施工概要
某施設にて、原因不明の異臭の調査
施工前状況
  • 某企業様の会議室が入っている棟にて、原因不明の異臭が発生していた。
  • 従業員の中でも、その異臭が気になる方と気にならない方が混在しているとの事であった。
  • 来客からも、その異臭について指摘されるケースが稀にあるとの事であった。
  • あまり気にし過ぎない方がいいという考え方がある一方、会議室での異臭は問題ともなった。
  • 一度、異臭についての調査をお願いしたいが、どこに依頼したらいいのだろう?とインターネットで検索をされたところ、弊社共生エアテクノを発見いただいた。
  • 異臭調査についてのお問い合わせを頂戴し、営業担当よりご説明やお見積書のご提出後、正式に異臭調査のご依頼を頂戴した。
施策内容
  • 異臭調査の実績豊富な臭気判定士2名にて、実際の現場へ赴き、異臭調査を開始した。
  • 最初にお客様より状況をくまなくご説明いただき、設備的な部分を自由にいじらせていただける事となり、また、会議室は臭気調査の間は出入り禁止としていただいた。
  • 実際に臭気調査を開始したが、臭気調査道具として持参した七つ道具のうち、まずはスモークテスターが活躍してくれた。
  • なぜなら、臭気判定士2名の嗅覚による異臭マッピングでは、会議室ではない場所から、怪しい異臭を嗅ぎ取っていたからだ。それが、エアーバランスからくる事を確認出来た。
  • その後、いろいろな条件下で何度も臭気を確認しながら、異臭の臭気の質と、異臭の発生源を突き止めていった。
  • そして「ここだ!」という場所を絞り込み、お客様にも嗅いでいただいたところ、「このニオイ!」「ここからだったのか・・」とご納得いただき、臭気調査を終了した。
装置などの名称/分類
装置の紹介(概要)
  • 臭気判定士の鼻による臭気の質や強さの判定
  • ハンディ型ニオイ測定器による臭気強度マッピング
  • スモークテスターによる気流やエアーバランス調査
施工後の状況
  • 異臭の発生源はわかったので、そこの対処方法は弊社では所掌範囲ではなく、お客様にてどのような対処方法をするか、いくつかご提案も含めた報告書を提出させていただいた。
    どのような対処方法を施したかは不明だが、その後、異臭問題は収束したと聞いている。
その他補足感想など
  • 臭気調査として最初、「ここです」と案内された場所で、正直、ちょっととまどった。なぜなら、当初に聞いていたようなニオイの質や明らかな異臭がなかったからだ。
  • なので、臭気判定士2名にて相談の上、かなり薄いか、出入りしていると他の臭気と混在してしまうか、あるいは発生源が会議室内ではないか、といった仮説を多く立てたうえで、立ち入り禁止措置や、設備的な稼働の自由を依頼させていただいた。
  • そのうえで、臭気判定士2名が何度もいろいろな箇所を嗅ぎまわり、気になったニオイの質や強さ、その他いろいろな条件をピックアップして、両者の見解をすり合わせていく作業が続いた。
  • そのような作業を継続していく中で、会議室内で異臭が発生しているのではなく、違う場所で発生した異臭が会議室内に侵入してきている事を確信した。
  • そこからは、会議室を出て、対象となっている異臭を嗅覚と臭気センサーで追い詰めていく作業を徹底的に行った。
  • 結果として、お客様が「まさかここから?」「なぜこんなところから?」と驚いておられた場所からの、異臭発生源を特定する事が出来た。
  • 建物内で不定期や常時に発生する異臭や悪臭、下水臭や汚水臭等の臭気調査異臭調査でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
臭気測定
スモークテスターによる気流調査

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

下記のバナーをクリックお願いいたします!
ブログランキングバナー人気ブログランキングへ

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/

 

洋食レストラン(イタリア料理)の厨房排気臭対策

人気ブログランキングへ

工事種別
担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2018年8月29日
施工先
洋食レストラン(イタリア料理)
施工概要
ガーリック臭気及び料理臭の排気臭対策
施工前状況
  • 都心部にてオープンした、イタリア料理店にて、排気臭が近隣から臭気苦情となっていた。
  • また、入居したビルの上階のテナントからも、臭気苦情が寄せられてしまった。
  • お店及び管理会社としては、どのような対応をして良いかまったくわからず、困っていた。
  • なかなか臭気トラブルが収まらない為、インターネット等で臭気対策専門業者を検索した。
  • 弊社共生エアテクノを見つけていただき、管理会社よりお問い合わせを頂戴した。
  • 弊社の厨房排気臭対策の営業担当者より、内容の詳細ヒアリング等を行った。
  • 結果として、まずは現状把握と、必要な脱臭効率の把握をやる事で合意した。
  • そのため、臭気コンサルテーションと、脱臭デモテストを、同時に実施するご発注を頂戴した。
施策内容
  • イタリア料理店の厨房稼働状態がマックスとなるタイミングとして、お昼のランチタイムをターゲットとさせていただいた。
  • 排気口へ近づき、臭気採取道具をセッティング。臭気のピークのタイミングを可視化する為、ニオイセンサー(現:Deomoni)を設置するとともに、臭気判定士の嗅覚でも臭気変動をチェックした。
  • また、厨房排気臭対策用の脱臭装置(現:ゼオガイア)の小型テスト機も持参した。
  • 必要な設計風量を排気ダクトからアルミのフレキダクトで分岐させて、小型デモテスト機に実際の厨房の排気臭を導入した。
  • 臭気がマックスのタイミングで、排気口及び脱臭デモテスト機にて臭気採取を実施した。
  • 採取した臭気は、三点比較式臭袋法にて、臭気指数(臭気濃度)を算出した。
  • また、臭気拡散シミュレーションを実施し、脱臭対策のご報告とご提案をレポートに纏めてご提出した。
装置などの名称/分類
  • 厨房排気臭対策
  • イタリア料理店からの、ガーリックやスパイス等の調理臭気対策
  • フライヤーからの臭気の脱臭対策
施工後の状況
  • 現場の状況として、本排気に相応しい脱臭装置の設置場所や費用が合わなかった。
  • それでもやれるだけの対策として、臭気拡散シミュレーションの結果をもとに、排気口の変更(延伸)を実施する事をファーストステップとしてご提案させていただいた。
その他補足感想など
  • 都心部のとても狭いエリアにオープンした、イタリア料理レストランであり、ランチタイム時は大変な賑わいであった。ただ、人気が出れば出るほど、厨房排気臭の絶対量も多くなってしまう。
  • 近隣苦情だけであれば、悪臭防止法を遵守する方法がシンプルに考えられたが、本件ではどちらかというと、入居しているビルの他フロアのテナントさんからの臭気苦情がメインと判明した。
  • よって弊社も、臭気採取やデモテスト以外に、上階のテナントフロアへも立ち入り許可を頂戴し、実際に嗅覚によってフライヤー排気臭の侵入状況をチェックするという作業も実施した。
  • 拡散シミュレーションの結果から脱臭装置のご提案も盛り込んだが、都心狭小地という事もあり、設置スペースがなく、ニオイ以外に音(脱臭装置用に追加するファン)の問題も懸念された。
  • それでも何かしら対策は実施したいので、少しでも軽減できそうな提案をしてほしいというご依頼を頂戴し、拡散シミュレーションの結果をもとに、排気口の変更(排気ダクトの延伸)を代替案としてご提案した。
  • これは臭気苦情をゼロにすることは難しいが、それでも軽減は出来る可能性があるという苦肉の策ではあった。
  • その後、弊社としてはそれ以上のお手伝いが難しい為、何かあればご連絡をいただくという事にて、本案件は終了した。
  • 厨房の排気臭対策や、工場の脱臭対策であれば、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。臭気の測定や脱臭のデモテストだけでも、対応させていただきます。
厨房排気臭対策の脱臭フィルター「ゼオガイア」デモ機
脱臭装置 デモテスト
臭気調査
臭気判定士による異臭調査

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

下記のバナーをクリックお願いいたします!
ブログランキングバナー人気ブログランキングへ

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/