海外の工業系事例」カテゴリーアーカイブ

東南アジアでは、新しく工場が出来て、新しく働く場が出来て、マーケットは大変活性化していると思いますが、それに伴う環境問題というのは、必ず同時に必要となるものだと弊社は考えております。

タイの工場のダクトスプレーシステムでの排気臭対策


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 脱臭技術、脱臭設備設計、脱臭施工担当 平山レオ
提出日付
2024年4月23日
対象等
自動車部品製造工場(アルミ鋳造)
状況・条件等
  • タイ王国の某自動車部品製造工場様より周辺工場から排気臭についての悪臭苦情が出ているため、対策を施したいとご相談頂きました。
  • 工場ではアルミ鋳造を行っており、フェノール、焦げ臭、アンモニアなどのニオイ分子がメインの複合臭気でした。
  • 対策として既存の排気口の高さを上げるなどの試みをされていましたが、臭気の質が低濃度でもしつこく拡散するようで、周辺からの悪臭苦情が収まらない状況でした。
  • ご相談いただき、弊社の日本の臭気判定士と、弊社のタイ代理店に常駐しているタイ人臭気判定士による、事前の臭気測定臭気対策コンサルテーションの結果、悪臭苦情が出ている地点で、臭気苦情を発生させない程度の臭気レベルにするためには、そこまで高価で大きなプラントのような脱臭効果が必要ないというデーターが得られたため、簡易的に対策出来る消臭剤ダクトスプレーシステムをご提案致しました。
施策・対応内容
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 実機導入後、しっかりと目標の脱臭効率を算出することが出来、現在クレームが無くなったと伺っております。また、同じ会社様で、タイの別の工業団地にも同様の設備があり、本システムにてそちらの工場についても、第2期工事として対策を実施させて頂きました。
その他補足感想など
     
消臭剤ユニット
ダクトスプレーシステム
脱臭設備イメージ
    

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タイの工場のニオイの見える化


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2023年7月26日
対応先等
タイの工場(ニオイの見える化
概要
タイの工場のにおい監視システム
状況等
  • 弊社共生エアテクノでは、ここ10年ほど、タイ王国への定期的な出張を行っております。
  • もともと、タイへ進出したきっかけは、日本の工場の臭気対策を実施させていただく中で、タイの現地法人である工場でも、近隣住民等からの臭気苦情が発生しており、タイの脱臭屋の脱臭装置ではなかなか臭気問題が解決に至らず、弊社に「タイの工場の臭気対策もやってほしい」とご依頼いただいたのがきっかけです。
  • 当時のタイの工場では、臭気成分濃度での排気口での規制等はあったものの、なかなかそれだけではニオイ問題の解決には至らないため、弊社では日本と同じく、臭気濃度での基準を独自に設定して、タイの工場の排気臭を臭気測定したり、脱臭装置を選定させていただいてきました。
  • そのうち、タイにおいても、悪臭防止法のような制度であったり、タイの工場の臭気対策という資格制度などが整ってきまして、弊社でも、日本のタイの工場の臭気対策と、弊社のタイ代理店のタイの臭気判定士にて、ますますタイの工場の臭気対策をお手伝いさせていただくようになりました。
  • そして、たくさんのタイの工場にて、脱臭装置ニオイセンサーを導入させていただきました。
対応内容
  • ここ数年、最も多く導入いただいているのが、弊社ニオイセンサーである「deomoni」となります。
  • デオモニは、ハンディタイプでも使用できるようにオプションを整えておりますが、基本的には、定点設置にて、ご利用いただくことを前提としております。
  • タイの工場の敷地境界線に専用BOXを用いて設置いただきます。すると、そこから無線方式にて24時間365日、飛散してくる臭気をセンサリングして、臭気データを収集、中央制御室にあるパソコンにて、常時チェックすることができます。
  • 電波状態によっては、中継機を設置することで、広大な工場の四方をしっかりとカバーします。もちろん、風向風速計との連動も可能ですので、近隣住民様からの臭気苦情が寄せられたときに、その時間帯の諸条件を見合わせて、どの工程で、どの製造ラインの臭気が問題になっているのか、などを把握することも可能になります。
  • タイにおいては、特に塗装系臭気は、タイ人の住民様に嫌われるようで、このような日本の脱臭専門会社が開発して多数の実績を誇るセンサリング技術は、設置して見える化することで、抑止力にも繋がるということで、タイの工場でも数十件、延べ100台くらいは実績として有しております。
  • 直近では、排気口付近へ設置できるタイプも開発しまして、早速、タイの複数の工場から、導入に向けたお問い合わせを頂戴しております。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 導入に当たって、「日本の会社ですが、導入後のメンテナンスはどうなっていますか?」というお問い合わせも頂戴します。弊社では定期的にタイ出張をして対応しますし、タイの代理店もメンテナンスできる体制を整えております。先日もメンテナンスを実施し、ご安心いただけております。
その他補足感想など
  • コロナ禍で、ちょうど2年間は、タイをはじめ東アジアも東南アジアも、海外出張をすることはできませんでした。
  • その間も、タイは現地代理店としっかりと連絡を取り合って、納入させていただいた工場様の脱臭装置ニオイセンサーの、アフターメンテナンスなどの対応を実施させていただきました。
  • そして、2022年2月に、規制が緩和されてからは、(といっても当時は、1日目と5日目、帰国時のPCR検査が課されておりましたが)タイ出張をリスタートしております。
  • さらに、緩和が進んでからは、タイを中心に、ベトナム等へも出張をしながら、タイを中心としたASEAN諸国への、工場の臭気対策を実施しつつあります。
  • 脱臭装置にせよ、消臭剤にせよ、ニオイセンサーにせよ、あるいは臭気測定にせよ、多くの場合では、それを実施することはできますが、その後のアフターフォローであったり、メンテナンス体制であったりについては、臭気についてはかなり大切であり、難しいところでもあります。
  • なぜなら、タイの工場の臭気対策という資格者がいて、専門性の高い臭気測定技術が必要でありながら、それを実施できる専門家や専門道具などが、タイではほとんど行きわたっていないからです。
  • 弊社では、日本の品質をタイに送ったりタイの代理店と共有することで、臭気測定のスキルも日本レベルとさせていただいておりますし、脱臭装置などは日本で製造してタイへ輸出することで、クオリティを保つようにしております。(もちろん、タイで製造することも勘案しております)
  • さらに、タイの工場のご担当者様などが最も懸念する1つである「メンテナンス」や「アフターフォロー」についても、しっかりと対応できるように、弊社では定期的なタイ出張を行いつつ、タイの代理店でも技術者を育成することで、ご安心いただけるメンテナンス体制を整えております。
  • タイの工場での臭気のご相談、あるいはASEAN諸国、特に最近、お問い合わせの多いベトナムなどでも、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせいただけましたら幸いです。
デオモニ(アフターメンテナンス)
ニオイセンサー(アフターメンテナンス)
    

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タイの工場の消臭剤噴霧システム


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2023年6月16日
対応先等
タイの工場の脱臭装置
概要
タイの工場の消臭剤噴霧システム
状況等
対応内容
  • 弊社が申し上げるのもあれですが、脱臭装置や消臭設備というのは、生産性のあるものではございません。
  • それでも、消臭や脱臭、あるいはニオイ測定器の必要性があるというのは、タイにおいてはタイの悪臭防止法条例が制定されつつあったり、タイの各工業団地ごとに定められている臭気の規制などによって、それぞれの工場からの排気される臭気への対策は必須となります。
  • 特に、日本の工場のタイ現地法人におかれましては、コンプライアンスを含めて、しっかりとした臭気対策が求められるケースもあるかと思います。
  • 弊社では、タイ現地の代理店とともに、まずは臭気測定からお引き受けすることが可能です。
  • 具体的には、日本の臭気判定士と、タイの臭気判定士にて、悪臭防止法に則った測定方法にて、臭気濃度を算出して参ります。
  • そして、その臭気が、規制値に沿ってどうなのかを把握した上で、臭気の拡散シミュレーションも実施しつつ、消臭対策を講じていくこともお引き受けしております。
  • 最も簡易的かつコスパが良いのが、消臭剤を排気ダクト内でスプレー噴霧するシステムです。
  • もちろんそれも、定期的なメンテナンスが必要となります。
  • 弊社では、タイの工場でも臭気測定からアフターメンテナンスまで対応しております。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 先日も、デオミスト(消臭剤を接触boxにて臭気と接触させて消臭するシステム)のメンテナンスであったり、ニオイセンサーdeomoniの保守点検をご依頼いただき、弊社のタイ現地の代理店にて対応させていただきました。
その他補足感想など
  • 現在、タイの工場においては、工場の業種ごとに、順次、臭気規制が定められつつあると聞いております。これは、タイの工業省および環境省といったあたりが管轄して、進められているようです。
  • 臭気の規制については、日本における悪臭防止法を参考例としているようで、例えば、タイの悪臭防止法における基準値は、臭気濃度臭気指数)と同じ方法となっております。
  • すなわち、三点比較式臭袋法ということになっておりまして、弊社のタイ現地代理店では、タイの悪臭防止法に定められているタイの臭気判定士も複数名、常駐しておりますし、嗅覚測定法においても、日本の臭気判定士が常にともに現場対応をCO-WORKすることによって、日本基準レベルでの臭気測定を実施することを可能としております。
  • また、脱臭設備各種や、ニオイ監視システムなどの導入についても、商流としてはタイの現地法人をもつ代理店を通じております。もちろん、タイ人スタッフも多数、常駐しておりますので、日本の商慣習およびタイの商慣習の両方にて、日本人は日本人にて、タイ人はタイ人によるコミュニケーションが可能となっております。
  • その他、しばしばいただくご質問の1つとしては、アフターメンテナンスはどうなっていますか?というような不安も頂戴します。
  • 弊社では、タイに現地法人をもつ代理店とパートナーシップを締結しておりまして、タイ人の臭気判定士複数名をはじめ、技術スタッフ、営業スタッフに、トレーニングを常に実施していることで、弊社共生エアテクノと同じようなレベルにて、臭気対策全般に対応できるようにしております。
  • もちろん、弊社臭気判定士や技術責任者が定期的にタイへ出張しまして、弊社としても直接、タイの工場の臭気対策を行っております。
  • タイの工場の臭気対策でしたら、弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせ下さい。
臭気測定からアフターメンテナンス
臭気測定からアフターメンテナンス
    

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